I市から、保護猫さんの室内捕獲と不妊手術のための病院送迎のご依頼でした。

早朝に室内捕獲セットを持って保護部屋に到着すると、猫さんたちはすでに3匹とも三段ケージに入った状態で待機してくださっていました。

猫さんたちもとても人慣れしていたので、持参したネットは使わず、3匹とも抱っこで移動用のケージへ。

三毛猫さん2匹と、茶トラ子猫1匹のメス3匹ということでお預かりしました。

三毛猫とサビ猫の模様のように、茶色と黒色を同時に出せるのはX染色体を2つもつメス猫か染色体異常の稀なオスしかいません。なので、私も当然三毛猫さん2匹は少なくともメスだと思っていました。

が、動物病院に着いて

「1匹の三毛猫はオスですね!」

ということが分かりました。

手術前の麻酔がかかっている状態の写真いただきました。

三毛猫さんですが、確かにタマタマがあります。初めて見ました。

手術後、まだ少しボーッとしている時の三毛オスさん。手術頑張りました。

そして弟分にあたる茶トラさんもオスでした。

保護主さんの後ろに全力で隠れようとする茶トラくん。めちゃくちゃ可愛いのに私への不信感で微妙な顔つきの写真になってしまったのが残念です。手術お疲れ様です。

もう1匹の三毛猫さんは女の子でしたが、近々大きな手術が必要な病気を持っていることが分かりました。

元々は虐待のある現場から依頼主さんが保護されたそうです。行動力のある依頼主さんに感謝です。猫さんたちが安心で幸せな第二の猫生を送れますように。