T市でTNRのお手伝いでした。

10匹ほどのノラ猫さんがいる現場で、どうしても捕まらない1匹のサビ猫さんが居るそうです。

お食事風景。

サビ、キジ、サビ、サビ、黒、黒、黒、サビ、黒、、

ほ、保護色の子ばっかりの一族のようです。

依頼主さん曰く、現場にはカラスが多いため、淡い色合いの子猫は目立ってしまいカラスに襲われてしまうそうです。

ターゲットのサビ猫さん。何度も出産を繰り返している賢い母猫さんだそうです。

餌やりボランティアさんが複数居る現場だそうです。不特定多数の方が連携せずに給餌している現場は捕獲が難しいです、、。

そこで、依頼主さんたちが時間をかけて、いつどこに餌やりボランティアさんが現れるのか、そのタイミングに集まる猫は何匹いるのかを調査され、コンタクトを取られたそうです!!すごい!

そして、夕方ならターゲットのサビ猫さんが単独または2、3匹で現れてくれることが分かったそうです!すごいです!!

そして、時間をかけて餌付けと人づけをされたそうです。

しかし、どうしても通常の捕獲器には入ってくれないので、ねこから目線。に捕獲のご依頼をくださいました。

・・・

捕獲日当日。現場近くで依頼主さんと待ち合わせします。

人通りや猫さんの出没経路を考慮して、依頼主さんと相談しながら警戒心の強い子向けの捕獲器の設置場所を決めます。

設置場所が決まったところで、依頼主さんには離れて待機していただき、ねこから目線。で捕獲器を設置します。

設置が完了したところで、依頼主さんに連絡していつも通り登場していただきます。

ここまでのところでは、猫さんの気配は全くありません。本当に10匹もいる現場なの?という雰囲気でした。

じっと待っていると、依頼主さんがいつも通り自転車で登場しました。

茂みの方に呼びかけています。

すると、3分ほどで、、

ターゲットの猫さんが登場しました!

どこに居るかわかりますか?

正解は・・・

ココです!

拡大すると、、

保護色って有効ですね。

そして、そのままスーッと捕獲器の元へ。

奥のご飯を食べてくれたところで、捕獲器を作動させて保護完了です!

サビさん、驚かせてごめんね。

依頼主さんの餌付けと人づけが完璧だったおかげで、打ち合わせから捕獲完了まで30分かからずにスピード捕獲することができました。

これで、この餌場のノラ猫さんのTNRは100%になったそうです!ボランティアさんたちの努力のおかげで、ノラ猫さんたちの生活守られていました^ ^

のらねこさんの手術室に搬入してお手伝い完了です。