スタッフ梅です。

いつも、ねこから目線。が、TNRのための手術でお世話になっている、伊丹ねこスペイクリニックの先生よりご相談が入りました。

自宅付近で、写真のような猫さんを発見され、近くの餌やりさんに尋ねると、なんと1年ほど前からこの状態だったことが判明。1年前に、ボランティアさんに捕獲のお願いをしたが、捕まらずそのままになってしまったそう。

先生も、捕獲を試みましたが、どうやら捕獲器経験済のさくら猫さん、通常タイプの捕獲器には全然入ってくれませんでした。

そこで、ねこから目線。にご相談頂きました。捕まった後は、先生の方で処置をしてくださるとのこと。

当日…

先生が、捕獲器の設置場所の協力をご近所さんにお願いして下さっていました。

警戒心の強い猫さん向けの捕獲器を設置後、一旦車に戻った間に先生から、「ターゲットの子が捕獲器入ってます!」と電話が。汗

ダッシュで現場に戻ると、何の警戒も無く中でご飯を食べているターゲット猫さん!安全な位置で食べている事を確認して、捕獲器を作動させました。

こんなものが1年もついていて、毛繕いは出来ていたのか、何かにひっかかることは無かったのかと、思うことはたくさんありましたが、今まで大きな事故に巻き込まれていなくて本当に良かったです。

あとは、先生にお願いし、すぐにジョウロの蓋を取って下さりました!

やっとスッキリしたね!

まだまだ続く暑い夏。猫さんも喉の乾きを潤すため、お水を求めます。そして、見つけたジョウロの中の水。まさかこうなるとは、猫さんも夢にも思っていないでしょう。

頭が入りやすいのに抜けにくい、微妙なサイズのジョウロの蓋。はまってしまうと猫さん自身では取ることが出来ません。毎年、このようなご相談が入ります。

蓋が取れるタイプのジョウロは外に置かないようにしたり、中の水は捨てひっくり返して置いておくだけでも、このような事故は防げると思います。ご飯の際、ご自宅お庭など、外の猫さん用にお水も置いていただけると嬉しいなと思います。猫さんも必ず喜んで飲むことでしょう。

きっと今頃、何の突っかかりもなく、毛繕いしたり、狭いところ通り抜けたりしていることと思います!

見かけてご相談を下さり、処置をしてくださった先生に感謝です!