H市からTNRのご依頼でした。
ご飯をあげてお世話をしている近所のノラ猫さん、お腹が大きいような気がしていると4月半ばに生後1ヶ月くらいの子猫たちを6匹も連れてきたそうです。
慌てて、子猫6匹を保護し、2匹は里親さんにもらってもらい、残った4匹はご自宅で飼ってらっしゃるそうです。
先住猫も居るなかで4匹も増えてしまったなと思っていると、つい先日にまた交尾をしているところを目撃してしまったそうです。
※猫は交尾の刺激で排卵する動物なので、交尾を目撃したらほぼ100%の確率で約2ヶ月後に出産します。そして、一度に1〜7匹ほど出産します。最大9匹出産できるらしいですが、私が見たことあるのは7匹までです。そして、日照時間など条件が揃ってしまうと1年に最大4回出産できるそうです。ちゃんと子育てして、自然界の中で生活しているノラ猫の場合は年2回くらいの子が多い気がします。子猫が早く死んでしまったり、人に保護されたりすると、すぐに次の発情期がきます。
余談が長くなりました。
そんなわけで、1回に6匹も育てきるポテンシャルを持っている子が(6匹育ったということは産んだのはそれ以上かも)、再び出産してしまったらもう、手に負えない、でも捕まえられるほどは慣れていない、と困っていた時にフェリシモ猫部さんのブログを読んでご連絡を下さったそうです!フェリシモ猫部さんありがとうございます。
そこで、本日ターゲットのメス猫さんと、そのおとうさんらしきオス猫さんの捕獲に伺いました。
ちなみに、オス猫はキジトラ模様で、体中に縞模様があるので「シマダ」さん、メス猫さんはベージュっぽい色をしているので「べべタ」さん、と呼んでいるそうです。
ネーミングセンス抜群です。
現場に到着すると、シマダさんがすぐに現れました。
捕獲器2台の設置が完了したところで、依頼主さんにいつものようにご飯を出すフリをしてもらいました。
するとすぐにべべタさんも出てきました。
離れたところで待機していると、3分ほどでべべタさん保護完了しました。その2分後ほどでシマダさんも保護完了しました。
「はじめましてー。猫ら目線。のKと申します。」
「女性なんですね!ブログ読んでおじさんかと思ってましたよ!」
「ブログのどこにおじさん要素ありました??」
から準備含めて15分くらいでした。はやー
深夜早朝に動いているので、おじさんかと思っていたそうです。
貫禄のあるシマダさん。縞田さん。
すっごく美猫のべべタさん。辺々田さん。
一犬猫病院さんに受け入れていただきました。