子猫の緊急保護

今日は緊急の子猫の保護依頼でした。

3車線ずつある大きな道路の真ん中にある中央分離帯の茂みから子猫の鳴き声がすることに気づき、会社の方々で保護しようと4、5人ほどで、保護を試みたそうです。

なんてステキな会社でしょうか。

とはいえ、茂みの木は小さな枝が幾重にも伸びているタイプで、手を伸ばそうにも枝が邪魔で子猫に届きません。

そうこうしていると、誰かが警察に通報したらしくお巡りさんに怒られ、保護作戦は一旦中断せざるおえなくなったそうです。

昼休みの時間も終わってしまうため、「ねこから目線。」にご依頼くださいました。

小さめの捕獲器と猫用の網をもって、急いで現場へ。

依頼主さんから場所を教えていただき、茂みを捜索すると、確かに小さな子猫がうずくまっていました。

子猫に声をかけると

「ニ”ャー、ニ”ャー」

とガラガラに枯れてしまった声で鳴きはじめました。

いったい何時間鳴き続けていたのでしょうか。

まずは捕獲器で捕獲しようと、あの手とこの手と2パターン試してみましたが、生い茂る草木に阻まれうまくいきません。

網なんて引っかかるだけでなんの役にも立ちません。

子猫さんも少し弱ってきているのか、ご飯の匂いにつられてくれません。

これはもう積極的に捕まえに行くしかないと思いつつも、信号の関係で車が途切れるのは30秒ほどしかありません。

茂みの中をゴソゴソするにはどうしても道路に出る必要がありますが、そうなると車に思いっきりクラクションを鳴らされるか、跳ねられるかの二択になりそうです。

どちらも困るので、110番することにしました。事情を説明すると、お巡りさん2名が来てくれました。

が、

「あなたが仕事で受けているなら、警察として手伝うことは出来ないですけどボランティアなら手伝えます」

と。

内心「えっ、、」

と思いつつもよく考えればそりゃそうかと思い

「仕事として依頼を受けてここにきましたが、この状況でお巡りさんの協力がないのは厳しいので、捕獲に関して費用はいただきません。ボランティアにします。」

と約束しました。

私が道路にはみ出してゴソゴソする時だけ交通整理をしてくださり、子猫が移動すると「こっちきた!」「そっち行った!」と教えてくれました。

移動した子猫がたまたま茂みの中でも少しだけ生い茂っている具合が薄い場所に移動してくれたタイミングで(本当に茂みの木には申し訳ないのですが)、木々をバキバキさせながら中に飛び込ませてもらい、なんとか腕を伸ばして子猫を掴むことができました。

そして、お巡りさんに持っていてもらった猫用ネットに入れて、無事保護完了です。

無事保護できて、ホッとしました。

仕事を抜けて駆けつけてくださった依頼主さんも安心してくださって良かったです。

どういった経緯で、あんな所に1匹で入ってしまったのか不思議ですが、何時間も何時間も鳴き続けた声が、3車線先の歩道を歩いていた依頼主さんたちの耳に届いて本当に良かったです。

頑張った甲斐があったね。

・・・

依頼主さんたちのお仕事が終わるまでしばらく時間があったので、子猫の代理病院受診を追加で依頼してくださいました(捕獲がボランティアになったので気を遣ってくださったのかも・・優し)。

捕獲したて、ノミだらけのノラ猫の診察を全然嫌がらずにしてくださる一犬猫病院さんで診察していただきました。

500g生後5、6週目くらいの男の子でした。

この子に素敵な家族が見つかりますように!

もしも、このブログを読んで、この頑張った君の里親になりたいという方がおられましたら、保護主さんにお繋ぎしますので、下記からご連絡ください。

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