昨日の早朝にお迎えに行き、のらねこさんの手術室に搬入した2件のノラ猫さんたち。
手術後、病院に一泊して本日リターンでした。
S市の猫さん。
術後、1泊病院に泊まる場合、朝に病院の方がご飯を入れてくれます。
でも緊張から病院では食べないノラ猫さんが多いです。
この子も全く手をつけてません。
捕獲場所で解放すると元気に出ていきました。
「またご飯食べにおいでね〜」
と依頼主さんに声をかけてもらっていました。
依頼主さんと話していると、同じ現場のさくらねこ先輩が登場しました。
「もったいないニャ〜」
とキジ白くんが食べなかったご飯をパクパク。笑
・・・
一方N市の猫さん
しっかり完食していました。
お耳も綺麗になってます。
リターンの時間まで、まだ待ち時間があるので、おかわりを入れてくれました。
ガツガツ。
ペロリ。
「ごちそうさまでした!」
猫さんが食後に前脚を使って、顔まわりをグルーミングする仕草を私は「ごちそうさまでした」と呼んでいます。
捕獲したい猫さんが、捕獲器のご飯を何度か食い逃げした後に「ごちそうさまでした」をしている姿を見ると絶望感に苛まれるのですが、手術を頑張った猫さんが翌日にお腹いっぱい食べて「ごちそうさまでした」をしてくれているのを見ると嬉しいです。
そんなことを考えながらしみじみ見ていると、めっちゃ近寄ってくる猫さん。
「でも、もう一杯くらい食べれるよ!」
・・・
色んな猫さんがいます。
あんまり人懐っこいと外中自由の飼い猫だったりするのかな?と思うこともありますが
猫さんの足元に落ちているおびただしい量のノミのフンと死骸が、猫さんの生活環境を物語っています。
手術の時にノミダニ駆除薬をつけてもらっているので、1ヶ月は痒みから解放されます。
穏やかな猫生を過ごせますように。