スタッフ小池です。

O市で早朝TNRのお手伝いでした。

最近、深夜の梅さん早朝の小池という分担になりつつあります(´ー`)

今日のターゲットは依頼主さんがTNRをして管理している数匹のさくら猫さんがいる現場に突然現れたキジトラくんです。

かなり人慣れしていて、かなり太っている状態で1ヶ月ほど前に突然現れ、そこからずっと居ついているそうです。

迷子猫?捨て猫?と話しているボランティアさんの足に尻尾をぴーんと上に立ててご機嫌でスリスリするキジトラくん。お尻に立派なたまたまが付いているのが見え、ひとまずTNRすることが決定したようです。

・・・

朝6時30分。依頼主さんと合流してキジトラくんのいる現場に向かいます。

依頼主さんが歩くと、どこからともなくルンルンで現れたキジトラくん。

確かにだいぶ人に慣れているようです。

捕獲器を設置し、依頼主さんに捕獲器の方へきてもらい、キジトラくんを呼んでもらいます。

尻尾を立ててご機嫌にスタスタ、と捕獲器へ一直線のキジトラくん。

スタスタ

スタスタ

スタスタ

コツン!

カシャン!!

?!

捕獲器のオヤツめがけてスタスタと良いペースで歩いてきたキジトラくん。

スピードを緩めるタイミングを間違えたのか、頭をかがめるタイミングを間違えたのか、自分は小柄だと思い込んでいるのか分かりませんが、おデコを捕獲器の扉に「コツン!」とぶつけ、扉が閉まりました。

驚くキジトラくん、驚く依頼主さん、驚く私。

「この中に美味しそうなのあるのに取れないー!!」

と閉まった捕獲器の扉の前でクンクンするキジトラくん。

『いやいやいや、そんな事ある?!』

と内心ツッコミを入れる私。

改めて扉を開くと、パクパク捕獲器のオヤツを食べ始めるキジトラくん。

でも半ばまで進んだところで

「これさっき閉まったよなー??」

と突然思い出したかのように後退り。

うーん、、、

あんまり時間もかけていられないので、警戒心の強い子向けの捕獲器を急遽組み立てて設置します。

ふたたび依頼主さんに呼んでもらいます。

スタスタ歩いてくるキジトラくん。

無事、捕獲完了しました。

ふう。

一犬猫病院さんに搬入して、翌日リターンにお送りしてお手伝い完了です。