スタッフ小池です。
たまたまお仕事で行った先で、沢山のノラ猫を発見された依頼主さん。
見て見ぬふりができず、餌やりをしている地域の方々と丁寧にお話しをされ、TNRの了解を取り付け、ねこから目線。にお手伝いのご依頼をいただきました。
ターゲットの猫さんたちが非常に痩せていたため、事前に沢山のフードを餌やりさんにお渡しすることもされていました。
すごいです。
場所はねこから目線。事務所から110km離れた日本海が見えるのどかなエリア。
そして依頼主さんも、わざわざTNRのためにホテルを取って現場に来られていました。
捕獲日。
朝7時半に現場で待ち合わせをします。
人の気配を感じると、わらわらとターゲットの猫さんたちが登場します。
テンポよく、5匹が捕まりました。
あと2匹いるハズですが、姿が見えません。
一旦離れ、もう1現場の親子3匹の捕獲へ行くことに。
捕獲器を手動にして設置しますが、子猫さん1匹しか食べ進んでくれません・・・。
しかし、警戒心の薄い子猫さんがたっぷり食べるのを遠目で見ていたようで、ご飯を追加したところ、母猫さんともう1匹の子猫さんも出てきてくれました!
3匹一緒に入ってくれたところで、扉を閉めて捕獲完了です。
病院の搬入時間があるため、捕獲開始から1時間半で区切り、8匹をのらねこさんの手術室と伊丹ねこスペイクリニックさんに分けて搬入しました。
ちょうど1000gで手術を受けた生後3ヶ月くらいのメスの子猫さんは、右側の卵巣嚢腫になっていました。
早期のタイミングで避妊手術ができて本当に良かったです。
手術翌日に現場にリターンしてお手伝い完了です。
リターンの時は、猫は3メートルくらいはとりあえず何も考えずにダッシュする子が多いです。
そのため、安全な向きと方向に向けて放してあげることはとっても大切です。
猫さんの寝ぐらで捕獲器の扉を開けるよりも、3〜5メートルくらい離れた場所で扉を開けてあげると、走りながら冷静さを取り戻して、寝ぐらに入っていくような気がします。
リターン風景。
ダッシュしつつも、ちゃんと寝ぐらのお家の中に入ってくれてひと安心です。
2日間で現場の滞在時間は計2時間でしたが、運転時間は約8時間弱の遠方TNRでした。
猫さんたちも依頼主さんもお疲れ様でした!!
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