「ねこから目線。福岡久留米」です!
今回は迷子猫「まるくん」の保護のお話!

まるくんは極度のビビりな性格で、飼い主さん以外にはなかなか心を許せないタイプ。
ある日、来客があった際に玄関から逃げ出してしまい、それが脱走の始まりでした。
飼い主さんはすぐに近隣にチラシを配布。
脱走翌日に捜索依頼を受け、まずはカメラを設置してまるくんの動向を探ることに。
1週間後、ようやくカメラにまるくんが映りましたが、その後は再び姿を消してしまいます。


この時点で、まるくんが自宅敷地内には戻っていない可能性が高いと判断し、再度チラシを配布することにしました。
再度のチラシ配布では、ご家族の小学生のお子さんが手渡しで配布を手伝ってくれました。この手渡しがきっかけとなり、そのチラシを受け取った近所のお宅から「数日前からうちに猫が来るようになった」と目撃情報が寄せられました。
そのお宅は、脱走した家から約100mほど離れた場所でした。
情報提供者の方にご協力いただき、敷地内に遠隔カメラを設置しました。
次の日、カメラの確認に行ってみると…

カメラチェックも必要ないほど明確に玄関前に座り込むまるくんを確認。
その場ですぐ捕獲作戦を実行し、無事捕獲機に入ってくれました。

今回の保護活動では地域住民の協力が非常に重要な役割を果たしました。情報提供者のお宅では敷地利用や餌準備など全面的な支援をいただきました。ご協力に本当に感謝です。
無事保護されたまるくんは体重が約1kg減少していました(元々6kg)が、大きな怪我や健康問題もなく、安全に飼い主さんの元へ帰ることができました。
まるくん、おかえりなさい!