こんにちは。
東京スタッフの小松です。
今回いただいたご相談は、
「保護したい猫がマンションにいるけれど、捕獲器に入らないので手伝ってほしい」
というものでした。
マンションにずっといた、シャム風の猫さん
今回の主役は、マンションの敷地内で暮らしていたシャム風の猫さんです。

以前は、住人の方のひとりがごはんをあげていたそうですが、周囲からの風当たりが強くなり、えさやりを続けられなくなってしまったとのこと。
「ご飯をもらえなくなるのは可哀想で……」
そう思った依頼者さんが、4月頃からごはんをあげ始めました。
毎日顔を合わせるうちに愛着も湧き、「この子をおうちに迎えたい」と思うようになったそうです。
一度は捕獲器でチャレンジしたものの、
他の野良猫さんが捕獲器に入るのを目撃してしまい、完全にトラップシャイに。
捕獲器を置くと、
3時間待っても入らず、遠くからじっと見ているだけ。
そんな状態になってしまいました。
そこでネットで調べ、今回ご依頼くださいました。
今回の現場は、マンションの駐車場

捕獲場所はマンションの駐車場。
他の住人の方に見つからないよう、
車止めと壁の間の狭いスペースを使う必要がありました。
警戒心が強い子によく使う「大きめの仕掛け」を置くスペースはなく、
そこで今回は 「ねこから目線流・捕獲器慣らし」 を行うことにしました。
用意するものは、ダイソーでOK
まずはダイソーで、
- ワイヤーネット
- 結束バンド
を用意します。
(※ワイヤーネット立てでもOK!)
ステップ①
まずは「網がある」状態に慣れてもらう

最初は、
ワイヤーネットをそのまま地面に敷き、その上にご飯を置きます。
トラップシャイの子は、
捕獲器そのものだけでなく、「違和感のある物体」自体を警戒している ことが多いです。
なので、
まずは「網があっても大丈夫」という経験をしてもらうところからスタート。
ここは、すんなりクリア。
ステップ②
片側を壁にして、L字型に

次は、
片側を壁にして、L字のような形にします。
こちらも問題なくクリア。
ステップ③
両サイドを壁にする

続いて、
両側をワイヤーネットの壁にし、その中でご飯を食べてもらいます。
これも、なんと 1日でクリア。
このあたりから時間がかかる子も多いのですが、
今回はかなり早いペースです。
ステップ④
片方を行き止まりに

次は、
片方を完全に行き止まりにします。
もう見た目は、ほぼ捕獲器。
ですが、
ここで焦らず、そっと見守るのが大切です。
ステップ⑤
天井をつけて、捕獲器の形へ

最後は、
天井をつけて、踏み板のない捕獲器とほぼ同じ形にします。
こちらも順調にクリア。
いよいよ、本番へ
捕獲器を「閉まらない状態」で設置し、
違和感なくご飯を食べてくれるようになったところで、いざ本番。
ここまでで、だいたい 1週間 です。
当日はすでに駐車場に待機。
なるべく音を立てないように、捕獲器とご飯を準備します。
今回の猫さんは、
「いつものご飯ルーティン」があるとのことだったので、
依頼者さんにいつも通りの動作をしてもらいました。
すると、
車の下からシャム風さんが出てきて……
ものの数分で、捕獲完了。
無事、おうちへ

その後、
おうちのケージに入れるところまでお手伝いし、
無事に依頼完了です。
温かいおうちで、
幸せにね、シャムさん。
『ねこから目線。東京』のほしい物リストです。
(寒いからおうちに迎えるための保護捕獲依頼が多く、日々消耗中です)

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