こんにちは、東京スタッフの小松です。
だんだん暖かくなって東京でも未手術の猫さんたちの捕獲相談が来るようになってきました。
今回は親子でご飯を食べに来る猫さんたちの捕獲のお話です。
神奈川県横浜市のお庭にて
舞台は神奈川県横浜市のとある一軒家。
ご依頼の内容は
「お庭や車の下で毎朝晩ご飯を食べに来る親子猫がいるので捕獲をお願いできませんか?」
というものでした。
現場の状況と猫さん達の様子は以下の通りです。
・ごはん場所:個人宅のお庭(車の下や、植木の陰)
・捕獲対象:親子5匹※途中から子供が1匹姿を消し4匹に
・その他の猫:お母さんにケンカを売る野良オスが1匹くる
・母猫の特徴:トラップシャイ(通常の捕獲器に入らない)
・食事のタイミング:母と子で一緒に来たり、バラバラだったりする
→捕まえる順番とタイミングが大事

特に依頼者さんが頭を悩ませていたのは、警戒心が非常に強い母猫さんです。
以前も母猫さんは子猫を連れてご飯を食べに来ていたものの、そのときには頭に大きな傷が……。

虐待や他の猫との喧嘩を心配した依頼者さん。
前回出産の子猫が捕まるところを見たりして、母猫はすっかり捕獲機を警戒するようになり捕まらず、どうしたものかと相談が来ました。
子育て中の母猫は特に警戒心が強く、こういったケースはよく相談をいただきます。
お庭には冬の寒さを凌げるようにと、専用猫ハウスが用意されていました。

これだけぎゅうぎゅうでビニールハウスなら温かそうです。
捕獲のポイントは「親子の関係性」
今回の捕獲で作戦のポイントは
「母と子猫の関係性」
子猫だけでご飯を食べに来るのか
母猫とセットでご飯を食べるのか
食事は子猫を優先させる母猫なのか

関係性を知るために依頼者さんにご飯を食べにくる様子を聞くと
①大抵は家族揃って食べに来るが、母猫は子を見守るだけのこともあれば、遠慮せず一緒にがっつくことも。
②母猫だけで現れることもある(特にオス猫に追われた後など)。
③空腹時には子猫だけで来ることもある。
ということだったので
①子猫はある程度自立している。
②母猫は子供が大事。
という関係性がうかがえます。
よって捕獲の優先順位は、
①子猫は単独捕獲でもOK
②母猫は単独、もしくは子猫とセットでの捕獲が望ましい
と判断しました。
いざ、捕獲へ
現場につくと、猫ハウスでファミリーが既に待機中。
手早く準備する間に一旦猫たちは姿を隠します。
最初にやってきたのは、母猫にちょっかいを出すという白茶のオス猫さん。

お母さんとバッティングしないように、おなかいっぱい食べてもらって、帰ってもらいました。
次にやってきたのは、黒白模様の子猫2匹。
母猫の姿が見えなかったため、このタイミングで子猫を無事に捕獲。その後は母猫が現れなかったため、この日は仕切り直しとなりました。
別の日、今度は出待ちの気配はありません。捕獲器を設置し、しばらく様子を見ていると、車の前の木陰からじっと見つめる視線が……。

そのまま後ろに子猫を連れて道路を渡ります。
どうやら朝のお散歩中だったようです。
30分後、2匹でやって来て、子猫は捕獲器の中へするするすると、続いて母猫も頭を入れてご飯を食べてくれたものの、体半分入ったところで出てしまいます。
子猫と朝散歩をするくらい母猫が子猫を大事にする様子から、子猫だけ先に全頭捕獲すると、子猫を探し回る可能性があり以後の捕獲が難しくなると判断。
ここは一旦捕獲せず、リアクションを観察することにしました。
その後今度は母猫のみがやってきますが、ハウスの横で、じい~っと置き餌を見つめたまま動きません。
捕獲器から離れた場所にご飯を置くと、普通に食べてくれたため、依頼者さんに普段通りの「ご飯を置く動作」をしてもらうようお願いしました。
すると、その動作を見た母猫はほとんど警戒することなく捕獲器へ向かい、無事に捕獲成功!
母猫にとってご飯を置く動作が大事だったようです。



肝心の母猫を捕獲できたので一区切り、その日の夜、ご自身で子猫も捕獲完了できたと連絡をいただけました。
里親さんの元へ

元気いっぱいの子猫たちは、ケージを破壊するほどのパワフルさ!
無事にみんな里親さんが決まり新しいお家に旅立ちました。
母猫さんはもう少し時間がかかりそうですが、とっても小顔の美猫さん。
よきご縁がつながればいいなと思っています!
・・・・

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