老後は家で。の捕獲依頼

N区で、長く勤めていた職場から転勤になり、仕事帰りにご飯をあげて13年ほど見守っていたノラ猫さんを自宅に連れて帰りたいので、捕まえて欲しいとのご依頼でした。

撫でられるくらい慣れているものの、抱っこはできず、キャリーで捕獲を何度か試みたがダメ。不妊手術の為に12年前に捕獲器で捕まえているので通常の捕獲器もダメ。という状況でした。

普段ご飯をあげている場所に、警戒心強い子用の捕獲器を設置してターゲットの三毛猫さんを待ちます。

すると、依頼主さんが

「三毛ちゃん、おるんやけどご飯たっぷり食べてるみたいやわ。」

との事で、三毛さんを見に行くと、こんもりフードが盛られたトレーが三毛猫さんの前に、、、。

ノラ猫も沢山いる場所で、ご飯をあげられている方も沢山おられる現場でした。

お腹がいっぱいになってしまうと、だいぶ厳しいです…。

それでも依頼主さんが、トラップの方に行くと三毛猫さんがついて来ました。

が、依頼主さんが差し出す大好物のカニカマやカツオも食べず…。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さん。。

草ボーボーの茂みの中で身を潜める私。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さんに声をかけつづける依頼主さん。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さん。。

・・・

これは長丁場になるか、お腹いっぱいの今日は諦めて早めに切り上げた方がいいかなぁ、、と悩んでいると別の餌やりさんが登場されました。

「捕まらんやろー。ご飯もういっぱいもろてるみたいやしなー。皆んないつあげにきてるか分からんねん。」

と、依頼主さんに話しかけてこられました。

諦めモード?で話が弾む依頼主さんと餌やりさん。

『依頼主さん以外にも沢山の人に可愛がられているなら、保護できなくても飢え死にの心配は無さそうだなー』

と内心ちょっと弱気になりつつ、茂みから出て三毛猫さんに近寄るとだいぶ目ヤニが出ていました。

お外暮らしで13歳になれている事自体凄いことだと思います。遠目で見たときは元気そうに見えましたが、近くで見るとお年なのが分かりました。

『やっぱり、老後はお家の中の方がいいかまなぁ。』

と内心考えていると、

ターゲットではない若い黒猫さんたちがトラップの中のご飯をパクパク平らげ始めました。

彼らは去勢手術は済んでいて、三毛猫さんほどお年でもないし、人慣れもしていないのでターゲットではありません。

トラップの中のご飯を機嫌良く食べて何事もなく出て行く黒猫さんたちをターゲットの三毛猫さんが見ていました。

これはチャンスだと思い、黒猫さんたちをトラップから追い出そうとした依頼主さん制しして、茂みに戻りました。

期待通り、黒猫さんたちが食べ終わって出て行った後に三毛猫さんがトラップに入ってくれました。

無事、ターゲットの三毛猫さんを保護することができました(^-^)

診察時間ギリギリアウトでしたが、電話でお願いをして一犬猫病院さんに滑り込みませてもらいました。

ノミダニ駆除と、風邪気味なので2週間持続する抗生剤の注射を打ってもらいました。

依頼主さんのご自宅に用意されていたゲージに移してお手伝い完了です。

三毛猫さんが穏やかな老後を過ごせますように。

・・・

今回は30分近く茂みにうずくまっていた。

三毛猫さんにももちろんノミが居ました。

蚊も居ました。

山じゃないからマダニは居ないと信じたいです。

なんだかあちこち痒い気がきました。

幸い、後にお手伝いの予定は無かったので、直帰してシャワーを浴びたいと思います。

こらからの季節、虫刺されが悩ましいところです。

虫除けスプレーの臭いは猫にも嫌われそうなので、あまり使いたくないですが、蚊やノミに刺されるのも嫌です…。

猫が嫌いじゃない臭いの虫除けスプレーってあるんでしょうか?