O市で美形家族のTNRをお手伝いした現場から追加のご依頼でした。
美形家族とは別時間に現れるサビ猫さんが今回のターゲットでした。
サビ猫さんが現れる朝7時半に集合し、捕獲器を設置します。
しばらくして、現れた猫影。
待つこと数分、捕獲器の作動音がしました!
良かった〜と確認しに行くと、、
キ、キジトラ、、、
割と多頭現場で恒例になりつつある
「誰やねん」事件です。
背中やお腹周りがふわっと長毛なので、美形家族とそんなに遠くない親戚でしょうか?
エサ場に食べに来ている猫さんが思ったより多いということも置きエサになると多々あります。
ひとまず、キジトラさんも不妊手術することに。
気を取り直してもう一度捕獲器を設置しました。
が、お目当てのサビ猫さんは現れてくれません。。
翌日、キジトラくんのリターンの時間をサビ猫さんが現れやすい時間に合わせ、リターンついでの捕獲を試みましたが、やはりサビ猫さんは現れませんでした。。
また日を改めて、サビ猫さんはチャレンジすることになりました。
・・・
1週間ほど経ち、どうやら朝の5時半頃にお目当てのサビ猫さんが現れるということがわかったそうです。
というわけで、本日5時半に現場に集合しました。
現場に到着すると、依頼主さんが
「猫ちゃん来てます!でも、なんか耳カットがあるみたい。誰か手術してくれたのかもしれないです。」
という意外な展開に。
そっと通路を覗くと
ん?
私「この前手術したキジトラ君じゃないですか???」
依頼主さん「え?!?」
依頼主さんが撮影したアップの写真を見ると、耳カットの位置も額の縞模様の入りかたも耳毛のはみ出し具合もほぼ一致。
私の写真では見比べにくいですが、、
確かに、一般的なキジトラに比べて胴回りのトラ模様の入り方が甘いので光の加減や後ろ姿だとサビ猫っぽく見えるのかもしれません。
そりゃキジトラくんを捕獲した後も、キジトラくんをリターンする日もターゲットの猫さんは現れないはずです。笑
依頼主さん「じゃサビ猫じゃないし、メスでもなかったってこと?」
私「ですね!キジトラのオスです。」
という朝からとっても面白い展開でした。笑
でも、これでお家にご飯を食べにきているノラ猫さん4匹全員に不妊手術をすることができていたと分かって一安心です。
猫さんも依頼主さんもお疲れ様でした( ´ ▽ ` )