沖縄での猫の保護活動をしていると、時々旅行者からの依頼でTNRやノラ猫の保護を行うことがあります。

今回は、沖縄を訪れた旅行者様が、保護が必要な猫を見つけたことから始まったエピソードをご紹介します。

ご依頼者様が旅行中に見つけた猫さんたちは地域でコロニーを形成しており、耳カットのない妊娠中の猫、健康状態が良くなさそうな猫さんが複数いました。

ご依頼様は元々動物が好きな方で、出会った猫さんを助けたいという思いから、まずは中でも状態が良くなさそうな猫さんのTNRのご依頼を頂きました。

病院で見ていただいたところ、2匹のうち1匹は子宮に膿がたまっており、腎臓も腫れていて、もう1匹は妊娠していたので緊急で対処していただきました。

その結果をご依頼者様にお伝えすると、なんと東京で猫さんをお迎えしていただけるとのことで、体調が良くなるまで預かることに。

手術後の回復を見守りながら、2週間ほど預かり、体調が整ったところで東京まで空輸。

空輸の際には、猫の健康状態をしっかりと管理する必要があり、特に術後の体調管理は重要で、猫がしっかりとご飯を食べ、元気を取り戻すまで慎重に見守って移動するタイミングを判断します。

空輸は通常の環境とは異なるため、猫のストレスを最小限に抑える工夫も必要です。

観光地の沖縄では旅行者の想いがきっかけで猫の命が救われることもありますが、そもそもの地域猫問題は、その地域全体で取り組むべき課題であることを再認識した出来事でした。

ねこから目線。沖縄として、行政や地域団体と連携し、持続可能な保護活動を続けていきます。

今回保護された猫さんが幸せなニャン生を歩めますように!!

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次回は10月10日(木)の開催です!

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