ねこから目線。代表の小池です!

京都市で新しい事業がスタートします!!というお知らせです。

京都市では「多頭飼育崩壊」を未然に防ぐため、生活困窮世帯で飼われているイヌやネコに対し、無償で避妊去勢手術を行う事業を始める事を発表しました。

京都市のリリース記事

早速、京都新聞やYahooニュースにも転載

多頭飼育崩壊は生活困窮世帯に多く発生しており、飼い猫のや飼い犬の不妊手術支援を早期に行う事が必要であると、薄々は認識されていながらも、税金を飼い主個人へ使用する事への批判や議論が長くありました。

他の自治体では、多頭飼育崩壊現場から猫さんを引き取ってくれた団体に数万円程度の支援を行う取り組みなどはありますが、それでは根本解決にはならず、ボランティアさんの二次崩壊を招くリスクもあります。

丸投げや押し付けと連携は全く違います。

私(小池)は、ねこから目線。の会社をやりつつ、別途「人もねこも一緒に支援プロジェクト(NPO)」の団体活動も行っており、こちらでは、生活困窮世帯に対し、飼い猫の飼育支援を行う活動をメインに行っています。

多頭飼育崩壊などを中心に、介入も30ケースを超え、「予防にこそ連携を」と言い続けてきました。

そんな中、今回京都市が発表した事業は、予防に舵を切った内容で、かつ特徴的なのが、医療費の支援だけではなく、室内捕獲と動物病院の送迎も支援に含まれている画期的な内容だと思います。

(一部、ルールが細かかったり、使いにくい部分もありますが、まだ1年目なので、トータルで見ると評価できる内容だと思います!)

この事業が始まっただけでも、嬉しかったのですが、さらに嬉しい発表があります!

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京都市の「多頭飼育崩壊防止のための避妊・去勢手術事業」の室内捕獲と病院の送迎を担う支援企業にねこから目線。が選定されました!!!

ねこから目線。のプレスリリース記事

「ねこから目線。」では、屋外のノラ猫さんの捕獲だけでなく、室内で保護しているもののまだ触れない保護猫さん、多頭飼育崩壊に陥ってしまいゴミ屋敷の中で数十匹の猫がいる家庭の室内捕獲など、毎年年間1,000匹以上の猫さんの捕獲と動物病院への送迎を対応してきました。

骨壷が沢山並ぶ多頭飼育崩壊のお家で、14匹の手術支援をした時の様子

その捕獲実績や、多頭飼育崩壊問題とその周辺にある厚生・福祉上の課題への理解が評価され、このたび京都市より事業実施のパートナーとして選定いただきました!

「京都市動物愛護行動計画」の重点課題である「多頭飼育崩壊問題」。
この問題の根底には、飼い主の生活困窮や社会的孤立の問題があります。そのため京都市では、動物愛護と社会福祉の関係部署が連携し、予防や早期の探知に重点を置いた取組を進めています。

予防的連携の歯車の1つを、ねこから目線。も担えることを、とても光栄に嬉しく思います。

多頭飼育崩壊はまさに、ねこから目線。の根幹にある「猫の問題は、人の問題でしかない。」という想いを象徴するような社会課題です。多頭飼育崩壊という社会課題の難しさは、飼い主さんが抱える問題が多岐にわたり、生活福祉、高齢者福祉、動物愛護、子供支援、住宅課…など関係部局が多く複雑化しがちなことがあげられます。そのような行政としても難しい課題の解決に向けて、私たちの理念と経験を評価いただき、事業実施のパートナーとして選んでいただけたことに深く感謝しています。

京都市で一匹でも多くの猫、一つでも多くの家族がより幸せに暮らせるよう、がんばります!

事業の詳細、申請方法などは↑京都市のHPをご覧ください。

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多頭飼育崩壊などへの介入事例(人もねこも一緒に支援プロジェクトのケースですが、多頭の捕獲はほぼねこから目線。で対応)

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ねこからナイト次回は9月11日です!