ノラ猫さんなど「依頼主のいない猫」へのSOSが届きます。
小額からでも猫さんの助けになることがあります。
ねこから目線。ってどんな団体?
依頼主のいない猫がいます
「無料で助けられないの?」
ねこから目線。は保護猫専門のお手伝い屋さんとして、
保護活動をしたいと思う個人・会社・行政を支えてきました。
お手伝いという形で依頼を受けることで、企業としての継続性を担保しながら活動を続けてきましたが、
一方で依頼主のいない猫に対しては、
お客様から頂いた「おつり基金」を使った支援をするのみで、
継続的に助ける仕組みを構築できていません。
依頼主のいる猫も、いない猫も、
支援が必要な全ての猫に関わるために、
いただいた寄付を活用させていただきます。

寄付で助かった猫さんたち
「猫が鉄柵に刺さって動けない」との依頼を受け現場に駆けつけると、黒猫の後脚が深く貫通していました。ノラ猫さんも対応してくださる獣医師の立ち会いで鎮静剤を用い、慎重に鉄柵から引き抜いて病院へ搬送。毛やさびが混入した大きな傷でしたが破傷風などなく回復へ。ご依頼主さんは対応費はきちんとお支払くださいましたが治療費までは…とねこから目線。から病院に依頼する形となりました。
あるご家庭で「屋根裏から子猫の声が聞こえる」とのご依頼、壁の隙間に落ちてしまい、自力で出られないという状況でした。スタッフは工務店の協力のもと、無事に保護し、すぐ動物病院へ搬送。その後、なんと依頼主のご家族が「この子を家族に迎えたい」と申し出てくださいました。
猫飼育初めてなご家族でも安心して飼い始められるように、体調が良くなるまで、ねこから目線。負担で数日間動物病院に入院いただきました。
脱走してしまった元ノラ猫さん・アル君の捕獲依頼中、張り込みのカメラにはそっくりな別猫(似てる君)姿が映っていました。“似てる君”はなんと大きな怪我があり、「その地域で暮らすノラ猫さんたちへ、敬意と配慮を忘れない」がモットーのねこから目線。が全力で治療させていただきました。肝心のアル君は少しずつ距離を縮めていき、10日目に無事保護!
助けられます
皆様の支援でできること
約500円
約5000円
約3万円
約10~50万円

500円/月額から手軽に
猫さんのためにできる支援があります。
パソコンやスマートフォンから
お申し込みが可能です。

私たちについて
「ねこから目線。」は、猫の殺処分ゼロを目指し、2018年に設立された「ノラ猫・保護猫専門のお手伝い屋さん」です。間接的にでも猫にメリットがあると考えられることであれば、なんでもお手伝いしてきました。2021年に株式会社に法人化してからも、課題解決のために必要だと説明できるサービスのみを事業化しています。
保護猫活動がすべてボランティア任せにならず、きちんとした社会システムの中で機能する社会企業となることで、ボランティアの負担軽減と保護活動のスピードアップと充実を図りたいと考えています。
個人、町会、行政機関、NPOや企業など、様々な立場の方々と連携しながら、持続可能な活動を続けています。


若い世代の育成:日本の動物愛護をより良くしていくために、若い世代を積極的に雇用し、仕事として保護猫活動の現場に送り出し、次世代の活動家を育成することに努めています。
業界のレベルアップに貢献する:24時間体制、365日対応の中で培ってきたノウハウを、勉強会や実習、執筆という形で、全国のボランティアさんや活動家の皆様に共有し、業界全体のスキルアップに貢献することに努めています。
教育活動:未来を担う子どもたちに、動物愛護について興味や関心を持ってもらえるよう、活動体験キャンプなどの機会を提供しています。大学生や大学院生のフィールドワークや研究活動への協力依頼も積極的に受け入れています。
ねこから目線。は企業として活動をしているので、依頼に対応したら、きちんと必要な額はいただいてます。それでも「お釣りはええから、なんか猫に使って!」と言われることが多くありました。それも、小銭ではなく数千円単位。「いえ、うちは会社としてやらせてもらっているので、寄付は集めて無いんです」とお断りしても「必要な時あるやろ」と半ば強引にくださる方もいらっしゃいました。そこで、茶封筒に「お釣りは猫に使ってね基金」と書いて、多めにいただいたお金を貯めておくことにしました。個人の依頼主さまだけでは負担が大きすぎる大怪我の猫さん、依頼主さまが存在しない場所の猫さん、そういった猫さんたちも、“皆んなで少しずつ支える”。そんな仕組みが自然とできあがっていきました。もっと有効に、もっとたくさんの猫さんに支援を届けられるようにしたいという現場スタッフの想い。もっと猫さんのために自分の代わりに動いてほしい!という要望に応えるために「ねこから基金」とし生まれ変わりました。

これまでの実績
TNR⋯「野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術を実施し(Neuter)、その後自然に返す(Retrun)」こと
8,246匹(2018.11-2025.06)
死んでいける社会」
を目指して
社会の仕組みごと
変えていきたい。



