三毛猫家族の送迎

I市から、保護猫さんの室内捕獲と不妊手術のための病院送迎のご依頼でした。

早朝に室内捕獲セットを持って保護部屋に到着すると、猫さんたちはすでに3匹とも三段ケージに入った状態で待機してくださっていました。

猫さんたちもとても人慣れしていたので、持参したネットは使わず、3匹とも抱っこで移動用のケージへ。

三毛猫さん2匹と、茶トラ子猫1匹のメス3匹ということでお預かりしました。

三毛猫とサビ猫の模様のように、茶色と黒色を同時に出せるのはX染色体を2つもつメス猫か染色体異常の稀なオスしかいません。なので、私も当然三毛猫さん2匹は少なくともメスだと思っていました。

が、動物病院に着いて

「1匹の三毛猫はオスですね!」

ということが分かりました。

手術前の麻酔がかかっている状態の写真いただきました。

三毛猫さんですが、確かにタマタマがあります。初めて見ました。

手術後、まだ少しボーッとしている時の三毛オスさん。手術頑張りました。

そして弟分にあたる茶トラさんもオスでした。

保護主さんの後ろに全力で隠れようとする茶トラくん。めちゃくちゃ可愛いのに私への不信感で微妙な顔つきの写真になってしまったのが残念です。手術お疲れ様です。

もう1匹の三毛猫さんは女の子でしたが、近々大きな手術が必要な病気を持っていることが分かりました。

元々は虐待のある現場から依頼主さんが保護されたそうです。行動力のある依頼主さんに感謝です。猫さんたちが安心で幸せな第二の猫生を送れますように。

子猫の緊急保護

今日は緊急の子猫の保護依頼でした。

3車線ずつある大きな道路の真ん中にある中央分離帯の茂みから子猫の鳴き声がすることに気づき、会社の方々で保護しようと4、5人ほどで、保護を試みたそうです。

なんてステキな会社でしょうか。

とはいえ、茂みの木は小さな枝が幾重にも伸びているタイプで、手を伸ばそうにも枝が邪魔で子猫に届きません。

そうこうしていると、誰かが警察に通報したらしくお巡りさんに怒られ、保護作戦は一旦中断せざるおえなくなったそうです。

昼休みの時間も終わってしまうため、「ねこから目線。」にご依頼くださいました。

小さめの捕獲器と猫用の網をもって、急いで現場へ。

依頼主さんから場所を教えていただき、茂みを捜索すると、確かに小さな子猫がうずくまっていました。

子猫に声をかけると

「ニ”ャー、ニ”ャー」

とガラガラに枯れてしまった声で鳴きはじめました。

いったい何時間鳴き続けていたのでしょうか。

まずは捕獲器で捕獲しようと、あの手とこの手と2パターン試してみましたが、生い茂る草木に阻まれうまくいきません。

網なんて引っかかるだけでなんの役にも立ちません。

子猫さんも少し弱ってきているのか、ご飯の匂いにつられてくれません。

これはもう積極的に捕まえに行くしかないと思いつつも、信号の関係で車が途切れるのは30秒ほどしかありません。

茂みの中をゴソゴソするにはどうしても道路に出る必要がありますが、そうなると車に思いっきりクラクションを鳴らされるか、跳ねられるかの二択になりそうです。

どちらも困るので、110番することにしました。事情を説明すると、お巡りさん2名が来てくれました。

が、

「あなたが仕事で受けているなら、警察として手伝うことは出来ないですけどボランティアなら手伝えます」

と。

内心「えっ、、」

と思いつつもよく考えればそりゃそうかと思い

「仕事として依頼を受けてここにきましたが、この状況でお巡りさんの協力がないのは厳しいので、捕獲に関して費用はいただきません。ボランティアにします。」

と約束しました。

私が道路にはみ出してゴソゴソする時だけ交通整理をしてくださり、子猫が移動すると「こっちきた!」「そっち行った!」と教えてくれました。

移動した子猫がたまたま茂みの中でも少しだけ生い茂っている具合が薄い場所に移動してくれたタイミングで(本当に茂みの木には申し訳ないのですが)、木々をバキバキさせながら中に飛び込ませてもらい、なんとか腕を伸ばして子猫を掴むことができました。

そして、お巡りさんに持っていてもらった猫用ネットに入れて、無事保護完了です。

無事保護できて、ホッとしました。

仕事を抜けて駆けつけてくださった依頼主さんも安心してくださって良かったです。

どういった経緯で、あんな所に1匹で入ってしまったのか不思議ですが、何時間も何時間も鳴き続けた声が、3車線先の歩道を歩いていた依頼主さんたちの耳に届いて本当に良かったです。

頑張った甲斐があったね。

・・・

依頼主さんたちのお仕事が終わるまでしばらく時間があったので、子猫の代理病院受診を追加で依頼してくださいました(捕獲がボランティアになったので気を遣ってくださったのかも・・優し)。

捕獲したて、ノミだらけのノラ猫の診察を全然嫌がらずにしてくださる一犬猫病院さんで診察していただきました。

500g生後5、6週目くらいの男の子でした。

この子に素敵な家族が見つかりますように!

もしも、このブログを読んで、この頑張った君の里親になりたいという方がおられましたら、保護主さんにお繋ぎしますので、下記からご連絡ください。

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老後は家で。の捕獲依頼

N区で、長く勤めていた職場から転勤になり、仕事帰りにご飯をあげて13年ほど見守っていたノラ猫さんを自宅に連れて帰りたいので、捕まえて欲しいとのご依頼でした。

撫でられるくらい慣れているものの、抱っこはできず、キャリーで捕獲を何度か試みたがダメ。不妊手術の為に12年前に捕獲器で捕まえているので通常の捕獲器もダメ。という状況でした。

普段ご飯をあげている場所に、警戒心強い子用の捕獲器を設置してターゲットの三毛猫さんを待ちます。

すると、依頼主さんが

「三毛ちゃん、おるんやけどご飯たっぷり食べてるみたいやわ。」

との事で、三毛さんを見に行くと、こんもりフードが盛られたトレーが三毛猫さんの前に、、、。

ノラ猫も沢山いる場所で、ご飯をあげられている方も沢山おられる現場でした。

お腹がいっぱいになってしまうと、だいぶ厳しいです…。

それでも依頼主さんが、トラップの方に行くと三毛猫さんがついて来ました。

が、依頼主さんが差し出す大好物のカニカマやカツオも食べず…。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さん。。

草ボーボーの茂みの中で身を潜める私。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さんに声をかけつづける依頼主さん。

トラップの横でくつろぐ三毛猫さん。。

・・・

これは長丁場になるか、お腹いっぱいの今日は諦めて早めに切り上げた方がいいかなぁ、、と悩んでいると別の餌やりさんが登場されました。

「捕まらんやろー。ご飯もういっぱいもろてるみたいやしなー。皆んないつあげにきてるか分からんねん。」

と、依頼主さんに話しかけてこられました。

諦めモード?で話が弾む依頼主さんと餌やりさん。

『依頼主さん以外にも沢山の人に可愛がられているなら、保護できなくても飢え死にの心配は無さそうだなー』

と内心ちょっと弱気になりつつ、茂みから出て三毛猫さんに近寄るとだいぶ目ヤニが出ていました。

お外暮らしで13歳になれている事自体凄いことだと思います。遠目で見たときは元気そうに見えましたが、近くで見るとお年なのが分かりました。

『やっぱり、老後はお家の中の方がいいかまなぁ。』

と内心考えていると、

ターゲットではない若い黒猫さんたちがトラップの中のご飯をパクパク平らげ始めました。

彼らは去勢手術は済んでいて、三毛猫さんほどお年でもないし、人慣れもしていないのでターゲットではありません。

トラップの中のご飯を機嫌良く食べて何事もなく出て行く黒猫さんたちをターゲットの三毛猫さんが見ていました。

これはチャンスだと思い、黒猫さんたちをトラップから追い出そうとした依頼主さん制しして、茂みに戻りました。

期待通り、黒猫さんたちが食べ終わって出て行った後に三毛猫さんがトラップに入ってくれました。

無事、ターゲットの三毛猫さんを保護することができました(^-^)

診察時間ギリギリアウトでしたが、電話でお願いをして一犬猫病院さんに滑り込みませてもらいました。

ノミダニ駆除と、風邪気味なので2週間持続する抗生剤の注射を打ってもらいました。

依頼主さんのご自宅に用意されていたゲージに移してお手伝い完了です。

三毛猫さんが穏やかな老後を過ごせますように。

・・・

今回は30分近く茂みにうずくまっていた。

三毛猫さんにももちろんノミが居ました。

蚊も居ました。

山じゃないからマダニは居ないと信じたいです。

なんだかあちこち痒い気がきました。

幸い、後にお手伝いの予定は無かったので、直帰してシャワーを浴びたいと思います。

こらからの季節、虫刺されが悩ましいところです。

虫除けスプレーの臭いは猫にも嫌われそうなので、あまり使いたくないですが、蚊やノミに刺されるのも嫌です…。

猫が嫌いじゃない臭いの虫除けスプレーってあるんでしょうか?

家に入れるの為の代理受診

N区からのご依頼でした。

ある工場で10年近く可愛がられてきた黒猫さん。

不妊手術も終わっています。

近隣からの苦情をきっかけに、もうノラ猫にしては高齢なので保護して老後はご近所さんのお家で飼い猫になるそうです。

家に入れるために、ノミダニ駆除、エイズ白血病検査、ワクチン、爪切りをして欲しいというご依頼でした。

一犬猫病院さんで実施してもらいました。

とっても人馴れしていて、大人しく診察を受ける黒猫さん。

これからは、穏やかにいっぱい甘えて生活できますように。

緊急送迎依頼が2件

TNRをしようと思って猫を捕獲したものの、色んな事情で病院の手術予約が取れていなかったり、捕まってから予約すれば大丈夫だと思っていたら、その日の手術枠がいっぱいだったり、休診日だったり、、

理由は様々ですが、

「今捕まってる子の手術をしてくれる病院を探して連れて行ってほしい!」

というご依頼がちょこちょこあります。

昨晩にお電話いただいたI市の方。

捕まってからいつもの病院に電話したら予約が明日も明後日もいっぱいだったそうです。

夜20時以降は電話が繋がらない病院さんがほとんどなので、朝9時にお家に伺ってその場で病院に電話することにしました。

「えっ?!行く先決まってないの?!」

と驚く黒猫さん。

一犬猫病院さんに受け入れていただきました。

大丈夫ですよ、明日には元の場所に戻させていただきます。

・・・

一犬猫病院さんに黒猫さんを搬入する途中でS市の方からお電話がありました。

4匹捕まっているが、手違いで病院の予約が取れていなかったそうです。

黒猫さんを搬入してからお迎えに伺いました。こちらの4匹も一犬猫病院さんに快く受け入れていただきました。

・・・

捕獲は手術の予約を確実にとってからされるのが一番ですが、万が一手違いで捕まっているのに受け入れてもらえる病院が無い場合は、捕獲器の中で何泊も待機するのは猫さんにとってかなりの負担になってしまうので、ぜひご相談ください。

・・・

捕獲器の中では緊張状態になってしまい、ご飯を入れても食べない子がほとんどです。捕獲器の中にいる時間は最低限にしてあげたいですね。

大学ねこ連盟の勉強会からのTNR

本日は、所属する大学ねこ連盟の勉強会でした。

大学猫サークルは、どうしても学生の入れ替わりが頻繁にあるので、新しい世代は捕獲の仕方が分からなくなってしまったりします。うる覚えの知識で捕獲器を使うと大変な事故が起きかねません。

そこで、今日は捕獲器の使い方、捕獲を成功させるためのポイント、人も猫も安全な搬送について説明させてもらいました。

遠方の大学猫サークルはスカイプ参加です。

そして、夜は一犬猫病院さんで手不妊手術をしてもらったノラ猫さんを受け取り、依頼主さん宅に送り、もう1匹のノラ猫さん用に捕獲器を預けてきました。

手術頑張ったね。お疲れ様です。

遠方TNRのお手伝い

3回目のご依頼の現場でした。

お庭にくるノラ猫さんを順次TNRされています。

捕獲器はご自分で持たれており、新顔のノラ猫がしばらく居つくと捕獲されます。

捕獲作戦をする日には事前に電話をくださいます。

「今晩、捕獲器仕掛けますので、捕まってたら明日の朝お迎えお願いしますね!それで、捕獲器どうやって使うんやっけ?」

不妊手術をする為には動物病院の予約が必要ですので、このように捕獲する前にご連絡をお願いします。

今から来て!のご依頼は私も対応できない場合も多いですし、そもそも動物病院に手術の枠が空いていない事もあります。

捕獲器の使い方など電話対応は無料です。

今回捕まった新顔くん。

一犬猫病院さんで去勢手術をしていただきました。

今朝手術が終わった新顔くんを一犬猫病院さんから受け取り、捕獲現場でリターンしました。

とっても元気に走っていきました(^^)

「どうしたの?あいつもさくら猫になったの?」

と言ってるのでしょうか。

「ちょっと小腹が空いたんですけど。」

と言ってるのでしょうか。

依頼主さんと話していると、様子を見に来たさくらねこさん。この子は避妊手術済みです。

TNRは継続して、1コロニーの全猫に実施した方が効果があります。

TNRのご依頼の場合、同じ現場に限り2回目以降は1時間あたり1000円引きいたします。

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