負傷猫さんの保護のお手伝いと、お釣りは猫に使ってね基金のご報告

T市から負傷猫さんの捕獲のご依頼でした。

T市といっても拠点である川西市から15分程度でいける2つのT市ではなく、深夜でも1時間半かかるT市からはるばるご依頼をくださいました。

依頼主さんは、りるさんというペンネームで猫の保護活動家として活動されているそうです。

ご自分で既に10匹ほど保護され、最後の最後に残った怪我をしている1匹の猫さんが通常の捕獲器にはどうしても入ってくれない警戒心の強い猫さんだったそうです。

・・・

深夜23時半

現場に集合し、依頼主さんと捕獲器の設置場所の相談をします。

警戒心の強い子向けの捕獲器の設置が終わり、次の打ち合わせに入ろうとすると、、

ん?

ちょこんと座っている猫さん。

猫さん、今日は来るの早いですね。汗

慌てて依頼主さんと待機の体制に入ります。

尻尾の先がちぎれ、肉と骨が見えてしまっています…。

・・・

かなり警戒心の強い猫さん。

なかなか捕獲器の中のご飯を食べてくれません。

それでも、依頼主さんが2ヶ月かけて餌付けして信頼関係を作ってくださっていたおかげで、少しずつ捕獲器の中のご飯に近づいてきてくれます。

二度とほど餌の置き方を変えます。

捕獲器から少し離れた所で座り込んでしまう猫さん。

それでも、信じて依頼主さんとじっと待ちます。

猫さんが立ち上がり、再び捕獲器の近くへ。

依頼主さんとじっと待つこと40分。

無事、ターゲットの猫さんを捕獲することができました!

怪我をしている尻尾からは血が滴っていました…。

すでに依頼主さんが動物病院さんに相談されているらしく、近日中に治療を受けることができるそうです。

依頼主さんの保護部屋へ猫さんを搬入してお手伝い完了です。

猫さんは断尾手術になるため、医療費が多くかかる見込みです。そのため、「お釣りは猫に使ってね基金」から5000円カンパさせていただきました。

お釣りは猫に使ってね!と言ってくださった皆様、ありがとうございました!!

おかげさまで、ずっと諦めなかった依頼主さんと、猫さんの役に少し立つことができました。

依頼主さんの活動ブログはこちら

オペ済み?なTNR

O市でTNRのお手伝いでした。

ここ1年ほど、依頼主さんが深夜にご飯をあげてお世話をしているノラ猫さんたちが今回のターゲットです。

いつも2匹一緒にご飯を待っているキジトラコンビ。ご飯の時間に現場に到着すると、すでに待っていました。

さっそく捕獲器を二台設定します。

5分ほどで、

「カシャン!」

1匹捕まったようです。

二台設置しているので、すぐには見に行かず、待つこと30秒…

「カシャン!」

もう1匹も入ってくれたようです!

キジトラさんと、

キジ、、三毛さん!!?

依頼主さんに確認してもらうと、いつもはもう少し離れた所でご飯をあげている三毛猫さんでした。

「この三毛猫さんはとても人懐っこくて、ここ一年くらいお世話をしているけれど、一回も妊娠したり発情期になっている感じは無かった。だからたぶん、手術済みで昔は飼い猫だったんじゃないかと思います。だから、放してしまっていいかなと思うんですけど、どうでしょうか?」

とのことでした。

手術済みだとしても、ノラ猫としてこれからずっと生きていくなら、本当にオペ済みかの確認と、耳カットを入れてあげるだけでもした方がいいのでは? 一度捕獲器で捕まえて放してしまうと、もう一度捕まえるのはかなり難しくなります。

と、私の意見を伝え、相談の結果、「口内環境も診てもらいたいし、念のため病院に連れて行ってください!」と依頼主さんは決断されました。

もう1匹いるキジトラさん用に捕獲器をもう一台設定します。

だいぶ警戒しているキジトラさん。

15分ほど待ったところで、無事捕獲できました。

まだ若そうです。

ハッピータビークリニックさんに搬入させていただきました。

・・・

3匹の不妊手術が終わり、三毛猫さんは子宮蓄膿症になっていたことが分かりました。

膿で通常の子宮の10倍以上の大きさになってしまっていました。手術済みだったわけではなく、健康上の理由で妊娠できなかったようです。

最終的に病院に連れて行くと依頼主さんが判断してくださったおかげで、三毛猫さんの命は救われました。よかったです。

元ボスとお釣りは猫に使ってね基金

S市でTNRのご依頼でした。

かなり人馴れしているメス猫さんと、その子の周りでいつも喧嘩をしているオス2匹が今回のターゲットです。

現場に着いで、驚いたのが以前にTNRをお手伝いさせてもらった現場の真隣でした。

隣の町内は時々あるんですが、2m横はなかなか珍しいです。しかも、私を紹介してくださったのは、真隣の現場の依頼主さんではなく、そこそこ離れた現場のTNRをお手伝いした時の依頼主さんのご近所さんでした。

世間はどう繋がってくるのか分からなくて面白いですね!

・・・

夜、現場に集合するとターゲットのノラ猫さんたちがスタンバイしています。

捕獲器を設置すると、元ボスが入ってくれました。

餌やりさんによると、ずっとボスとしてこの縄張りを張っていたものの、先日他のオスに喧嘩で負けてしまったそうです。

怪我をしているのか捕獲器の中に敷いていた新聞紙にも血がついています…。

・・・・

パッと見ただけでも耳の後ろと肘から血が出ていました。

依頼主さんの予算は去勢手術だけ、とはじめから決まっていました。

ですが、この子にとっては今回の動物病院が最初で最後の病院です。

そこで、「お釣りは猫に使ってね基金」から元ボスの怪我の治療費を捻出させていただくことにしました!

のらねこさんの手術室に搬入して、怪我の具合を診てもらうと、耳の後ろ、右肘、左肘、足の裏に穴があいていました。

沢山喧嘩してきたようです。

それぞれ、傷口の洗浄と消毒、2週間持続する抗生剤の注射をしてもらいました。

また、ボスの座を失った元ボスが少しでも穏やかに生きていけるようにワクチンもお願いしました。

「お釣りは猫に使って!」

と言ってくださった皆さま、ありがとうございます。

元ボスさんに使わせていただきました!

去勢手術を終え、通常オスは右耳に手術済みの印として耳カットが入ります。

でも元ボスの右耳は耳ダニで痒く、掻きすぎたのか萎れてしまっていました。そのため、左耳に耳カットが入りました。

頑張って生きてきた元ボス。

やっと、メス争いの喧嘩の土俵から降りることができます。

ボスの生活している場所は、餌争いの喧嘩は不要なので、穏やかな余生が過ごせるといいなと思います。

元ボスリターンの時に、争われていたメス猫さんも無事捕獲してTNRすることができました。

「オスは喧嘩に弱くなるからTNRしたらアカン!」という餌やりさんも居られる現場でした。

猫が喧嘩をする理由は大きく分けて、

「餌」と「メス」です。

去勢手術をすれば喧嘩の理由がひとつ無くなります。

そして、きちんとした餌やりさんがいる現場なら餌争いの喧嘩もほとんどありません。

喧嘩をほとんどしなくなれば、喧嘩に強くいる必要も無くなります。

※そもそも去勢したら喧嘩に弱くなる、というのも根拠ゼロです。去勢の有無に関わらず喧嘩に弱い猫は弱いし、強い猫は強いです。そしてどの猫も加齢とともに喧嘩には弱くなっていきます。

とりあえず、喧嘩に強くあり続けるよりも、喧嘩をしなくてよくなる方がいいんじゃないかな、と私は思います。

それと、未去勢のオスと、手術済みのメスが沢山いるエリアにいる数少ない未手術のメスは、未去勢のオスが集中するため本当に可哀想な状態になってしまいます。

オスのためにも、メスのためにもTNRはオスもメスもバランスよく徹底することが必要だと思います。

工務店TNRのお手伝い

I市でTNRのお手伝いでした。

工務店の敷地に住み着いているノラ猫さんたちをTNRしたいというご依頼でした。

現場にはオス2匹、母猫1匹、子猫が2匹がいるそうです。優先的に慣れてるメス猫を妊娠する前に一刻も早く手術をしたい、とのことでした。

現場に伺うと、

大きなフルーツ籠に猫を入れてさらに大きなゴミ袋で包んだ状態のメス猫さんを片手に「捕まえといた!」と依頼主さんが出迎えてくださいました。汗

私も見て3秒で袋を破って逃げ行った猫さん。。。

捕獲器を仕掛けさせてきただき、すぐに逃げた猫さん捕獲完了です。

よかった、、、。

※写真撮り忘れました!

続いてターゲットのオス猫さん。

警戒しつつも、無事捕獲完了です。

※写真撮り忘れました!!

もう1匹のターゲットのオス猫さんは、建材の上から降りる気配ナシ、、。

「降りてくる気配無しですね、、」

と話していると、ちょろちょろ出てくる子猫たち。

生後2ヶ月くらいとのことだったので、手術はもう少し経ってからにしましょうと依頼をいただいた際のお電話では話していましたが、出て来た子猫さんは生後3、4ヶ月はいってそうな体格でした。

今回手術を依頼していたのらねこさんの手術室では1000gから不妊手術可能です。月齢でいうと3ヶ月くらいです。

早いと生後4、5ヶ月で発情期がくる猫さんもいます。まだまだ子猫だと思われていた6ヶ月の猫さんが手術をして、妊娠していたと分かることも度々あります。

依頼主さんと相談した結果、初日は捕まった2匹をのらねこさんの手術室にお願いし、 後日のらねこさんの手術の予約を取り直して、2匹の子猫とオス猫と3匹のTNRを追加ですることにしました。

・・・・

後日

再び工務店に早朝お邪魔して、捕獲器を設置します。

すぐに子猫2匹が仲良く入ってくれました。

前回、ターゲットのオス猫さんは私の気配があるだけで建材の上から全く降りて来てくれなかったので、今回はサッと仕掛けて気配を消すことにしました。

ちょこちょこ様子を見たい気持ちを抑えて、死角でじっと待機です。

待つこと15分・・・

カシャン!

無事、捕獲器に入ってくれましたー!

よかったです!

これで、ターゲット全頭にTNRが完了です^_^

3匹をのらねこさんの手術室に搬入してお手伝い完了です。

坂本さん(猫)のお引越し

T市からノラ猫さんの捕獲のご依頼でした。

今月に引越しをすることになり、何年も依頼主さん宅のベランダにご飯を食べに来ている黒猫さんを、これを機に一緒に連れて行って家族として迎えたい。

でも、一度捕獲器で捕まえてTNRしている為、捕獲を試みるもなかなか入ってくれず、ねこから目線。に捕獲のお手伝いのご依頼をくださいました。

ターゲットの坂本さん。

美猫〜!!

「なぜ坂本さんって名前なんですか?」

と聞くと

依頼主さんの好きなアニメの中に「坂本さん」という喋る黒猫が登場するそうです。

さらに

「ペット不可のマンションだから、猫っぽい名前だと呼びにくいんですよ。でも坂本だと、今日坂本さんご飯たべたよ、って喋ってても普通じゃないですか。笑」

ということでした!笑

なるほどーーー。笑

・・・

約束の捕獲日に依頼主さん宅へ。

いつものご飯の時間より早めに伺うも、

すでにベランダで待っている坂本さん。

※画質の良い素敵写真は依頼主さん提供。

警戒心の強い子向けの捕獲器を設置して、依頼主さんにご飯をあげてもらいましたが、とっても警戒している坂本さん。

手前のちゅ〜るしか食べてくれません。

じっと待つも、ベランダでじっと考えている坂本さん。

一旦仕切り直しをしようとすると、坂本さんの姿が見えなくなってしまいました。

そこで、初日は長時間粘らず、捕獲器を設置したままにさせていただいて、2日後に捕獲作戦をリベンジすることにしました。

依頼主さんから、

その日の深夜と、翌日の夜、ひと通り観察した後に捕獲器の中でご飯を食べました。

とご報告をいただきました。

準備ばっちりです!

・・・

そして2日後、依頼主さん宅に再びお邪魔して捕獲作戦決行です。

少し警戒している坂本さん・・

私は隣の和室でじっと待機です。

警戒している坂本さんと、和室から覗き見した瞬間に目が合ってしまうと最悪なので、依頼主さんにいつも通り坂本さんに話しかける感じに実況していただきました。

「坂本、どうしたの?お食べよー。

そうそう、中に入って

おいしいね

食べ始めたね

坂本さん奥のご飯も食べ始めました。」

奥のご飯を食べ始めると、坂本さんは私に背を向けている状態になるので、そっと襖の隙間から状況を目視して、捕獲器を稼動しました。

依頼主さんの全面協力のもと、

無事、坂本さん保護完了です。

坂本さん、驚かせてごめんなさい。

・・・

翌日、一犬猫病院さんでノミダニ駆除や血液検査などをしてもらいました。

3歳以上なので、腎臓や肝臓の数値に何かしらの異常値が出てしまうかも、、と心配していましたが、結果は全く問題ナシでした!

よかった!

依頼主さん宅に用意されたケージに坂本さんを入れてお手伝い完了です。

突然捕まって、病院に連れていかれたので不機嫌な坂本さん。

3年以上前に突然ベランダに現れた坂本さん。子猫を連れてきたこともあったそうです。

坂本さんの第2の猫生が依頼主さんご家族のもとで、素敵な毎日になりますように。

祠(ほこら)親子の一斉TNR

O市からTNRと保護のための捕獲のご依頼でした。

祠の裏に住み着き、一生懸命に子育てをしている母猫さんをたまたま見つけてしまった依頼主さん。

それ以来、気になって現場に通われ、子猫がしっかり離乳したタイミングで、母猫のTNRと子猫の保護のための捕獲をご依頼くださいました。

早朝、依頼主さんと待ち合わせします。

祠の裏からひょこっと顔を出す子猫たちと母猫さん。

捕獲器をまず二台設置して、

カシャン!

真っ先にご飯に食いついて捕獲器に入ってくれたのはサビ子猫さんでした。

かっ可愛い!!耳毛長い。

続いて

お母さん猫さん!

と、お母さんにいつもくっついている

黒子猫さん!

親子仲良く捕獲器に入ってくれました。

残るは、サビ猫の子猫さん1匹です。

捕獲器を設置して少し待つと、、

カシャン!

無事捕獲器に入ってくれました^ ^

依頼主さんがきちんと定時に餌付けしてくださったおかげで、

15分ほどで、4匹全頭捕獲完了です。

一犬猫病院さんに搬入しました。

明日、母猫さんのリターンと、子猫たちを保護場所にお届けしてお手伝い完了です。

ノラ猫さんの受診

O市でノラ猫さんの捕獲と病院受診のご依頼でした。

「勝手口にご飯を毎晩食べにくるノラ猫の両脇の毛がごそっと抜けて、皮膚の状態も体調も悪そう。でも触ったりすることは出来ないノラ猫なので、捕獲して病院に連れて行って、できる範囲の治療をしてあげてほしい」

というご依頼でした。

夜、ご飯の時間に合わせご自宅に伺い、捕獲器を設置しました。

およそ1分で、保護が完了しました。

・・・

一犬猫病院さんに搬入し、診察していただきました。

捕獲器から洗濯ネットに入れ替えて、体重を測ってもらう猫さん。

優しく声をかけてくれる先生。

食欲はあるそうですが、体格の割にかなり痩せています。

毛並みもとても悪そうです。

ハゲが色んなところに。

真菌の疑いもありそうです。

先生が検査をしてくださっている間にふと診察台を見ると、、

おびただしい量の白と黒のつぶつぶが。

おそらく、ハジラミの卵とノミのフンです。

体調が悪くなるとシラミに寄生されてしまうことがよくあります。

あれこれ治療をしていただき、

「あとは栄養をつけさせてあげてください。」

とのことでした。

食欲旺盛なものの、依頼主さんが普段あげてくださっている猫缶はとっても高価で良い缶詰めなものの、総合栄養食ではありませんでした。

猫の缶詰めやパウチには

「総合栄養食」

と書いてあるものと

「総合栄養食と一緒に与えてください」

と書いてあるものがあります。

簡単に言えば、総合栄養食はそれだけで必要な栄養が取れるメインにできるご飯で、それ以外はメインの彩りに添えるためのサブメニューです。

スーパーではそれらが混在して置いていたりするので、少し注意して見てみたいですね。

・・・

今回は、その辺りを依頼主さんに説明し、栄養価の高いフードを購入することになりました。

優しい依頼主さんに感謝です。

よくなりますように!