都会で長らく幽霊ビル(大人の事情で揉めていて立ったまま使われていないビル)だった所に4匹の猫が住んでいました。
ところが、そのビルに買い手がつき3月には工場が再開されることになったそうです。
4匹は不妊手術も数年前に終わっていました。
毎日餌をあげていた方は悩みに悩んで、4匹を保護することにしたそうです。
その捕獲と、初期医療の代理受診のご依頼でした。
現場には猫たち1匹1匹にダンボールハウスがありました。これも来月には撤去になってしまうそうです。
黒猫さん2匹は、初日に保護が完了。
残りの2匹は、人にはだいぶ慣れているものの、捕獲器に対する警戒心が強く初日の捕獲は断念しました。
捕まった黒猫2匹を一犬猫病院さんで診察してもらいました。保護部屋に移す前に、ワクチン、ノミダニ駆除、爪切りをしてもらいました。
1匹は喧嘩の後のような治りかけのケガがありました。
診察後は保護部屋にお届けしました。
とっても素敵な保護部屋でした!
そして、翌日の今日。
残っている2匹の捕獲リベンジです。
捕獲器を仕掛け、車に潜んでいると…
「何してんの?」とボンネットに…
この子に関しては、TNRの時と、なぜかつい最近、2回捕獲器で捕まっているため、捕獲器を熟知しています。踏み板の手前までのご飯は綺麗に食べて、お尻は外に出したまま。
ぬぬぬ…
そして、結構人慣れしていて、足もまで来たりするので、いっそ猫用の網で捕まえてみるか…?
と猫用の網を出して、依頼主さんと相談して、振り返ると…
座ってる。網の上で座ってる…。
完全にバカにされてる…。泣
もう1匹のボスはそんなやり取りを冷めた目で見ている。
また後日作戦を変えてリベンジすることになりました。
はたしてこの子たちは保護できるのか…。
どこの現場も2回目以降の捕獲は捕獲成功率が半減してしまいます。
でも依頼主さんが諦めていので、なんとか頑張りたいところです!
後日はこちら
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