ちびちゃん捕獲のお手伝い

O市で保護のための捕獲のお手伝いでした。

ターゲットは毎日公園にご飯を食べにくる子猫さんです。

とても人懐っこく、餌やりさんにはスリスリして触らせてくれる可愛い性格なため、里親希望さんがおられるのに、反面とても用心深く、3日ほどチャレンジしても、どうしても捕獲器に入ってくれなかったそうです。

そこで、ねこから目線。にご依頼くださいました。

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当日、ご飯の時間に合わせて現場に集合します。

餌やりさん、依頼主さん、依頼主のご友人、私、と4名体制でした。

警戒心の強い子向けの捕獲器を設置し、しばらく経ってから、餌やりさんに登場していただきます。

餌やりさんが登場し、「ちびちゃ〜ん!」と呼ぶとスタスタと空き地からちびちゃん登場です!

餌やりさんとノラ猫さんの信頼関係は、いつも驚かされます。

この調子なら、すぐに捕まってくれるかな?

と感じたのは大きな間違いでした。汗

捕獲器の近くに来ても、

クンクン、ぴょいっと離れてしまいます。

近づいてきた、、

と全員の期待と視線が集まると

ぴょいっとまた離れてしまいます。

公園なので、犬の散歩の方や、なぜか夜に遊びにくる子どもたち、その都度ちびさんの気が散ってしまいます、、。

公園横の空き地に戻ってしまったちびちゃん。

長期戦です・・・。

すると、既にTNR済みの黒猫くんが登場しました。ちびちゃんの倍くらいありそうな大きな身体です。

のしのしと捕獲器の中に入り、ご飯をしっかり食べます。

ちびちゃんが、黒猫くんが捕獲器の中のご飯を食べて安心して出て行くところを見てくれるのはいい事なので、こちらも見守ります。

すると、ちびちゃんが戻ってきました。

ご飯を食べ続ける黒くん。

近くでじーっと見つめるちびちゃん。

ご飯を食べ続ける黒くん。

座り込んでしまうちびちゃん。

黒くんそろそろ食べ終わって!汗

黒くん、山盛りご飯完食です。泣

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仕切り直しをして、捕獲器に餌を入れ直します。

ちびちゃんの一挙手一投足に皆んなでヤキモキ。

捕獲作戦開始から45分ほどが経過し、全員に疲れが見え始めました。

餌やりさんも少し離れた時、黒くんはまたご飯を食べに捕獲器へ。すると、ふらっとちびちゃんも黒くんに続いて捕獲器の元へ。

少し捕獲器のふちをクンクンした後、すっと捕獲器内のご飯を食べに入りました!!

よかった!!

ちびちゃんの気が変わる前に急いで捕獲器を作動させ、黒くんも一緒に無事保護完了です!!

ちびちゃん、驚かせてごめんね。

一緒に捕まってくれた黒くんはその場で、捕獲器から出てもらいました。

ちびちゃんを通常の捕獲器に移し終え、皆んなでホッとひと息です。

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ねことわたしスペイクリニックさんに搬入しました。

ちびちゃんは、里親さんが決まっているので不妊手術の際に耳カットはせず、マイクロチップを入れることになりました。

これまでは、マイクロチップを入れたところで、警察署にもリーダーは無いし、動物病院でさえ置いて無い所も多い現状だったので、ボランティアさんの間であまり必要視されてきませんでした。

しかし、今回決まった法改正で、ペットショップやブリーダーなど販売される犬猫へのマイクロチップ装着が義務付けられることになりました。

保護猫の場合は義務ではありませんが、法改正に伴い、おそらく動物病院や警察署にマイクロチップリーダーが普及していくことが予想されます。

そのため、これまでは里親募集することが確実な保護猫であっても、脱走してしまった時に保健所に収容されないように耳カットは入れておきましょう!という考えのボランティアさんが多くおられました。

が、TNRの際にたまたま迷子猫さんが捕獲器に入ったとしても、耳カットが入っていたらTNR済みのノラ猫さんだと判断しその場で放してしまいます。

しかし、法改正が決まり、リーダーが普及するなら話は変わってきます。耳カット無しのマイクロチップ有りなら、その場リリースにならず、動物病院に搬入され、獣医さんにオペ済みの猫だと気づいてもらえます。そしてマイクロチップリーダーをしてもらうことができれば、無事に飼い主さんのもとに連絡が入るかもしれません。

そんな風に風向きが変わってきてます。

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長くなりましたが、手術が終わったちびちゃんを里親さんのもとにお届けしてお手伝い完了です。

そして手術の際に実は子猫じゃないことが判明したちびちゃん。笑

多くの人たちに気にかけてもらっている猫さんでした。

早く里親さん宅になれますように。