9日(土)夕方〜11日(月)
スタッフ小池です。
ねこから目線。スタッフ研修として大阪から車でスタッフ梅さんと福島県に行ってきました。
お問い合わせメールの返信が遅れており申し訳ありません。
10日の日の出前に福島県に到着し、カメラマンの太田さんの福島での活動に同行させていただきました。
帰還困難区域でのノラ猫への給餌台。
イノシシやタヌキが入らないように高く、アライグマが入らないように入口は狭く、様々な工夫が込められた餌台です。
今回の旅の最後には太田さんの手作り捕獲器や観察台などの貴重なアイテムを譲っていただきました!
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希望の牧場で、代表の吉沢さんのお話をゆっくり聞かせてもらいました。
沢山居る被爆牛たち。可愛がるペットではなく、出荷されるまで品質を管理する家畜でもない彼らに対して、どのように接していけばいいのか、どこまで手を加えていくのか、正解の無い「問い」や「葛藤」はノラ猫問題にも共通する部分が多くありました。
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浪江町で犬や猫の保護活動をされている赤間さんのシェルターにもお邪魔させていただきました。
不妊手術済みの印は耳先カットが最近では主流ですが、地域や獣医さんによって様々です。この猫さんは右耳に穴をパンチであけてありました。
TNRはRする場所に人が居ることが大前提です。人が居なくなってしまった場所では、触れない猫さんであっても保護里親探しを地道にされています。
人慣れしていない猫さんの慣らし方や、通常の捕獲器に入らない犬猫の捕獲器への工夫、手作りの仕掛けなど、教えていただきました!
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10日の夕焼け
震災から8年。
単発屋ではなく、試行錯誤や葛藤を繰り返しながら、賛否両論受けながらでも継続して行われている活動に強く関心があります。
理想やスローガンがいくら立派でも、続かない取り組みにはリアリティが無いので関心がありません。
野生動物は生存区域を守り共存する対象で、ペットは共に生き可愛いがる共生する対象だとすれば、野生動物ではなく飼い猫でもないノラ猫とはどのような心の距離感で、介入密度で関わっていくべきなのか。「ねこから目線。」をこれからも考え続け、行動し続けていきたいと思っています。
車で片道9時間の道中、スタッフ梅さんと自分の動物観や考えなど、じっくり話し合うことができてとっても充実した0泊3日の旅でした。眠たいです。笑