スタッフ小池です。
O市でTNRのお手伝いでした。
母猫と4、5匹いる子猫を一斉にTNRしたい。というご依頼でした。
「できれば、子猫は5匹いっぺんに大きなワナで捕獲できないですか?」
と依頼者さんのご希望でしたが、子猫といってもすでに生後5ヶ月以上になっているそうなので、さすがに大きな捕獲器でもいっぺんに5匹捕獲は無理です。確約はできませんが、なるべく全頭捕獲できるように頑張ります!とお伝えしました。
・・・
現場の公園に到着し、依頼者さんに案内されたフェンスの中を見ると、ターゲットのキジトラの猫さんが4匹団子になって寝ています。
できれば2匹いっぺんに、あわよくば3匹一緒に入ってくれることを期待して、ロングタイプの捕獲器を手動にして設置します。
まず1匹猫さんがフェンスから出てきました。
・・・ちょっと、大きくないですか??
続いて、もう一匹猫さん登場です。
先ほどの猫さんよりは小柄です。
一匹目は母猫さんでしょうか?
子猫も小柄といえど予想以上に大きいです。汗
さらにもう一匹出てきてくれましたが、捕獲器大渋滞です。
一匹目の猫さんが大きすぎて2匹も途中まで捕獲器に入っているものの尻は捕獲器の入口からはみ出しているし、3匹目は入れなくて捕獲器の後ろで順番待ち・・。
作戦変更です。
普通タイプの捕獲器を一台用意して、すこし離れたところに設置します。
ちょいちょい、とどうしても捕獲器の入口を見つけられない子猫さんが保護器の中でお食事中の兄弟にちょっかいを出している間に、母猫さんはそっと自分だけ新しい捕獲器の方へ。
この2匹ならギリギリ一緒に入ってくれそう、、
ですが、やっぱり一匹の子猫さんがどうしても捕獲器の入口が分からないらしく、今度は入口と反対側からチョイチョイ、、
入口に気付いてくれーー。
と、子猫たちにヤキモキしている間に、母猫さん捕まりました。
どうしても入口を見つけられない子猫さんは一旦諦めて、満腹になってしまいそうな子猫さんを先に捕まえることに。
げふー。良く食べたね。
捕まった2匹を包んで落ち着けてから、フェンスを覗くと、残りの2匹が寄り添って遊んでいます。
あと2匹だけなら、警戒心の強い子向けの大きな捕獲器でいっぺんに捕まえられそうなので、急いで設置します。
無事、2匹一緒に捕獲成功です!
「あと1匹いた気がするんですけど、、」
と周辺を探す依頼主さん。
「あ、いた!」
離れていたキジトラさんも捕獲完了です。
無事、予定数の5匹を捕獲しきることができましたが、サイズにだいぶばらつきがあるようなので、本当にターゲットの4兄弟かはちょっと怪しそうです、、。
私が捕獲をしている間に依頼主さんは公園の清掃の方や利用者さんたちとお話しされ、ノラ猫情報を収集されていました。
どうやら夕方に集まってくる別集団も居るそうで、また追加TNRの計画を立ててくださるそうです!
続く、、?