スタッフ梅です。

敷地内にごはんを食べに来るようになった新入り猫が、もしかしたら妊娠してるかもしれないので、早めに手術したいとお手伝い要請がありました。

早朝。現場へ行くと2匹の猫さんがお待ちかね。

茶白の子は術済み。今回のターゲットはキジ猫さんです。

早速捕獲器を設置し、入るのを待ちます。

すんすんすん。

裏側もすんすんすん。

入念にチェックが入ってますね。

設置から5分ほどで捕獲完了し、のらねこさんの手術室に搬送します。

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このキジトラさんは、男の子で、すでに術済みでした。

ということは、捕獲され、麻酔をかけられ、2度リスクを負ったことになります。女の子なら開腹するところです。

お外に出す可能性があるのなら、誰が見てもわかるようにしてあげてください。飼い猫さんが脱走しているケースもあるかとは思います。諦めずに探してあげてください。

厳しい環境下で暮らすノラ猫にとって、不必要な手術はは極力避けたいです。耳をカットするのは可哀想だという声も聞きますが、そのカットがあることで、猫たちを守ることにもなるのです。

TNRをする上で、耳カットはとても重要になります。その耳カットにより、重複した捕獲、麻酔のリスクを回避できます。周囲に知られず何度も捕まってお腹を切られる方が、ずっとかわいそうです。この人社会の中で、ノラ猫達が生きていくには、不妊手術をし、これ以上増えないようにしていくことは必須だと思います。

さくら耳はのらねこさんのお守り。