以前、沖縄旅行中に見かけた未手術の飼い主のいない猫さんが多数いたことで胸を痛めた旅行者からTNRの依頼があり、その後も継続的にご依頼を頂いていました。
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今回の現場では、住人には夜間にこっそりと猫さんに餌を与える人もいれば、増加を防ぐ方法を考え始める人もいます。
しかし、餌やりを咎める人や不妊手術を拒む人もおり、地域全体でTNRや地域猫さん活動が普及していない状況です。
猫さんたちは栄養状態が良くないものの、人馴れしている子が多く、虐待は見られませんが、管理不足が続くと事態の悪化が懸念されます。
ご依頼を継続した地域ということもあり、定期的な給餌も行い、ある程度全体の把握ができたので、予定頭数以上の捕獲ができました。
今回保護された猫さんのうち、6か月くらいのハチワレ兄妹は沖縄から空輸され、新しい環境で生活を開始。
ほかの猫さんたちも当初はやせすぎて、皮膚病などが見受けられていましたが、今回のTNRではかなり改善されている様子を実感することができました。
依頼者さまが来沖中にTNRの捕獲日を設定していたこともあり、かなりスムーズに捕獲することができました。
依頼者さまも地元でTNR活動していることもあり、捕獲作業も手伝ってくださり、非常に心強かったです。
10月になり日差しや気温が落ち着いたことで捕獲器の保管も容易になりましたが、日々の給餌と水分補給は丁寧に確認しながら進めていきました。
猫さんたちの術後の経過も良好で、元居た場所にリターンできて、一旦一安心。
協力的な地域住民もおり、術後の猫さんたちを見守ることで地域全体で地域猫活動への理解を深めていけたらいいなと考えています。
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