みなさん、こんにちは!
ねこから目線。福岡久留米です。
今日は、ある農家さんのところで行った親子猫さんのTNR活動のお話。
ある日、自宅の敷地内で母猫さんと子猫さんに餌付けをしている方から、「これ以上増やさないように」という思いから、TNR(捕獲・不妊手術・返還)のご依頼を頂きました。
現場に到着すると、そこは昔ながらの農家さん。
大きな納屋やトラクターが並ぶ、のどかな風景が広がっていました。
母猫さん(4-5歳くらいのキジトラ)と子猫さん(3か月くらいの黒猫さんの女の子)は、納屋に居着いている様子。
人見知りはするものの、お腹が空いているのか、「ご飯ちょうだい〜」とばかりに周りをうろうろ。
捕獲を開始し、子猫さんはすぐに捕獲機内まで来ましたが、母猫さんは近くまでは来てくれるものの、捕獲機までは届かず。
ご依頼者さんにきいてみると、実は母猫さんが男性を苦手としていることが判明。
男性スタッフを敷地外に出したとたん、母猫さんが近づいてきたんです。猫さんって本当に鋭いですね。
紆余曲折はありましたが、なんとか母子ともに無事捕獲。
手術も問題なく終わり、母子揃ってもとの場所に返されることになりました。
今回の依頼で良かったのは、親子で同時にTNRを依頼してくださったこと。
子猫さんはあっという間に大きくなって繁殖可能になってしまうので、親子一緒に手術をすることがとても大切なんです。
野良猫さんの問題は一朝一夕には解決しません。
でも、一匹一匹を大切に思い、地道に活動を続けることで、少しずつ変わっていくはず。
みなさんも、身近にいる猫さんたちのために、できることから始めてみませんか?
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