スタッフ小池です。
「毎日餌場に通ってきているTNR済みのノラ猫さんの口に釣り針が刺さっている。病院に連れて行ってあげたいが捕獲ができない。」
という緊急の相談電話が入りました。
急いで現場にお伺いすると、確かに口から釣り糸が長くのびている猫さんがいます。
他にもTNR済みのノラ猫さんが居る場所でしたので、捕獲器を手動にしてターゲットの猫さんが入るのを待ちます。
無事保護完了です。
釣り針の1本が上唇の辺りに刺さっています。
依頼主さんと急いで動物病院へ。
鎮静を入れて、釣り針を外してくれました。
依頼主さんが気付くのが早かったお陰で、幸い傷口は大したことはありませんでした。
しかし、海も川も近くに無い住宅地に住むノラ猫さんの口にたまたま釣り針が刺さることがあるでしょうか?
怪我が酷くなくてよかったね、では済みません。
動物虐待の可能性があるため、依頼主さんが警察に通報し、後日依頼主さんご自宅に警察が話を聞きに来ることになったそうです。
これが、誰かが悪意を持って仕掛けた罠ならば、許せる行為ではありません。
もしも、関西圏内でそのような状況の猫さんを見かけた場合はご連絡ください。
ご連絡はこちら
お釣りは釣りは猫に使って基金から捕獲と病院搬入、退院日の送迎費として10,000円をカンパさせていただきました。
「お釣りは猫に使ってね!」と言ってくださった皆さま、ありがとうございました!!
が・・・最終的に依頼主さんからも「また他の子に使ってください」と可愛い封筒で、同額お釣りは猫に使ってね基金をいただいてしまいました。
渡して、貰って、わけがわからないやり取りになってしまいましたが、とってもあたたかいやり取りでした。
依頼主さま、ありがとうございましたm(_ _)m