うち、やってよかったで。そっちもやったら?

の現場の続編です。

前回捕獲できていない猫さんたちが今回のターゲットです。

地元ボランティアさんたちの人を集める力は留まることを知らず、前回のTNRから今回までに、また活動仲間が増えていました!

さらに、エサやりさんを発見して、TNR協力の話しをつけ終わっていました。

いったいどうやって発見して仲良くなっているのか…..。

夜に現場に集合して捕獲作戦スタートです。

早速、エサやりさんの協力を得られた猫さんの保護完了です。

5人でワイワイしていると、目立つようで

「何してるんですか?」

と道行く人に話しかけられ、

「ノラ猫がこれ以上増えないように不妊手術しようとしてます」

とその都度お伝えしていくボランティアさんたち。

すると、

「実は私もエサを毎日あげてるんです。朝4時に〇〇の所で。」

という方や

「うちも実は庭でエサやってて、その2匹は手術したで!でも耳カットするって知らんかったからしてへん。〇〇模様のノラ猫やで。」

という方など、

色んな人や情報が次から次へと集まってきます。笑

ここのボランティアさんたちはもう捕獲器の使い方もバッチリで、安全に捕獲してくださるので、捕獲器をお渡しして、私は次の現場へ向かわせてもらいました。

翌朝、病院の予約頭数5匹きっちり捕まった猫さんたちをお迎えに行き、一犬猫病院さんに搬入しました。

・・・

夕方、一犬猫病院さんから電話がありました。

「お預かりした5匹のうち、1匹だけお乳が出ている子がいます。お腹の張り具合から出産直後ではないですが、現在も子育てをしている可能性が高いです。」

とのことでした。

一犬猫病院さんの方針では、通常手術を受けた日は、一晩安静にして自然に麻酔が身体から抜けきるのを待ち、翌日リターンします。

ですが、お乳を飲んでいる子猫を母猫さんがどこかに隠しているとすれば、あまり長時間母猫と離れることは子猫の命に関わります。

なので、母猫さんにだけ術後に麻酔の解毒注射を打ってもらいその日の夜に捕獲した場所にリターンすることになりました。

何時に放せるかは手術が終わった時間や猫の体調にもよるので、獣医さんの指示に従います。

お母さんが無事に子猫たちと合流できていますように。

子猫たちが無事に育ったら、3ヶ月後くらいにTNRすることになりそうです。