ご精算の時に
「お釣りは要らないから猫に使って!」
と言われる事がよくあります。
しかもお釣りは数百円とかではなく数千円単位だったりします。
「お仕事でやらせてもらっているので、寄付は集めてないんです」
と答えても
「なんかあるやろ!ほなコーヒーでも飲んで!」
などと言って余分にくださるのです。
コーヒーをそんなに飲んでもお腹壊しそうです。
私が代表をしているNPOに使わせてもらうのもなんか違うなーと思い、とりあえず
「お釣りは猫に使ってね基金」
と茶封筒に書いてその都度貯めていっていました。
使い道に悩んでいたところ、昨夜の深夜TNRのお手伝いをしている中で、最後に捕獲された猫さんのしっぽがとても痛々しい状態になっていました。
恐らく断尾手術が必要な状態でした。
依頼主さんは毎月多頭のTNRを自費でされていて、今回も既に3匹捕まっている状態での4匹にケガ猫さん。おそらくプラス4〜5万円かかる見込みになりました。そこで、
「あ、そうだ」
と思いつき「お釣りは猫に使ってね基金」から1万円断尾猫さんの手術費にカンパしました。
猫から目線。のお仕事を通していただいた基金は、猫から目線。の仕事を通して出会った猫さんに使ってもらおうと思いました。
先生に診察しされる猫さん。
良くなりますように。
「お釣りは要らないよ!」と言ってくださった皆様、ありがとうございました。
おかげさまで彼のしっぽの壊死を止めることに少し役に立てました。
※基金には私の独断と偏見と思いつきで、活躍してもらいます。基金がある時とあれば無い時もあると思います。公平性は特にありません。これからも積極的には集めません。