里親譲渡仲介という形で関わらせていただき、1ヶ月間トライアルに入っていたしじみちゃん、本日正式譲渡成立しました^ ^

コンビニで道行く人からご飯をもらう生活をしていたしじみちゃん。

人やお家に慣れるには時間をかけて向き合う必要があります。

そこをきちんと理解して、しじみちゃんのペースに合わせながら誠実に毎日向き合ってくださった依頼主さん。

初めは、安定してご飯を食べて、うんちとおしっこをしてくれるようになるまで数日そっとしておきます。

ケージ内の環境に少し慣れてきたら、菜箸の先にスープをつけて、そこにちゅ〜るを乗せて舐めてもらうのをまた数日。

何日もかけて菜箸の長さを縮めていきます。

里親さんの努力と、しじみちゃんの素質もあり、半月が経つ頃には保護部屋をお散歩できるように。

そっとリビングを覗いてくれたり。笑

ここでもカシャカシャぶんぶんが、しじみちゃんと里親さんの距離を縮めてくれました。

カシャカシャぶんぶんで遊んでもらって満足気なしじみちゃん。笑

リビングにも入ろうか数日悩んで。

そっとソファーに座ってくれて。

オヤツを食べてたら、様子を見に来てくれるように!

ご飯を食べている時と、オモチャでハッスルしている時だけ至近距離まで近づけるようになりました。

それでも無理に触ろうとせず、しじみちゃんのペースに合わせて誠実に向き合ってくださる里親さん。本当に素敵な夫婦です。

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トライアルから1ヶ月がたち、

「しじみちゃんが本当に愛しく、いない生活はもう考えられない…というのが夫婦共の気持ちです」

と正式譲渡に向けた気持ちを話してくださった里親さん。

本日、依頼主さんに里親さん宅に来ていただき、ねこから目線。立ち合いのもと、正式譲渡証を交わしました。

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里親さんから、「しじみちゃんの爪がだいぶ伸びてしまって切ってあげたいけれど、まだ触れないので病院にも連れて行けないんです」

と相談があったので、正式譲渡のついでに爪切りをお手伝いをしました^ ^

その様子を依頼主さんが撮影してくださっていて、動画を送ってくださったので説明を加えた動画にしてみました!

触れない猫さんの爪切り方法

ケージの中にいる猫さんを孫の手で洗濯ネットに入れる方法は、ノラ猫さんを多く扱っている獣医さんが紹介したりしています。

洗濯ネットに入れて、バスタオルでしっかり包んだら、太ももの間にすぽっと猫さんを挟んで、洗濯ネットのチャックを5cmくらい開けて、そこから爪を切りたい手を出してゆっくり切ります。

孫の手は、お土産物コーナーに時々置いてある延ばせるタイプのもので、

洗濯ネットをひっかけられそうな爪の物ならなんでもOKです。

これは、ねこから目線。2代目パンダの手。確か、和歌山の方のサービスエリアで見つけました。

1代目はどこかの温泉で買った熊の手でした。

色んなご当地バージョンがあるので楽しいです。