スタッフ小池です。
お家のベランダから飼い猫さんが逃げてしまい、家の近くで目撃はするものの、近づくと逃げてしまう。捕獲器を仕掛けてみたものの他の猫が捕まってしまい肝心のヤマト君が保護できない。
とねこから目線。の迷子猫代わりに捜索・捕獲プランのご依頼をいただきました。
ご依頼を受けて、現場にお伺いし状況を詳しくお伺いします。
【状況】
・3月30日にベランダから脱走
・4月6日にねこから目線。に依頼
・2年前にも脱走し、その時は捕獲器で保護。
・家の近くで夜な夜な目撃されるものの、捕獲器での捕獲に失敗し続けている。
・・・
という状況でした。
ヤマト君がウロウロしている地点に捕獲器を仕掛けても入らないのは、2年前の脱走時に捕獲器を経験させてしまっているからです。
「前回は捕獲器で捕まったのに今回は何故か入ってくれない。」のではなく、「前回捕獲器で捕まえたから今回捕獲器に入らない」という状況であることを説明し、まずは捕獲器を撤去していただきました。
その上で、ヤマト君が目撃される場所の中で、警戒心の強い猫さん向けの捕獲器を設置できそうな場所があったので、所有者さんに交渉しましたが残念ながら許可がおりませんでした。
となると、また捕獲器に入るよう慣らしを実施するしかないのでダミーの捕獲器を貸し出しさせていただきました。
まずはダミーの捕獲器を通り抜けられる形で設置し、ご飯を中央、入口、外の3ヶ所に設置します。
すると、夜のうちに外のお皿と入口のお皿だけヤマト君が食べていることが確認できました。
翌日は中央の餌と入口の餌の2ヶ所だけに餌を置いていただきます。
溝の中を通って来ているのかと思いきや、器用に溝のフチに足をかけて歩いている様子が映っていました。
3日ほどで中央にも口をつけている様子が確認できたところで、いよいよ最終段階です。
ダミーの片側を行き止まりにし、捕獲器と同じ形状にした上で餌を設置してもらいます。
夕方に現れた時は裏側から様子を見るだけで立ち去ってしまいましたが
深夜1:50には中央の餌皿を食べ
早朝4:28には奥の餌皿も食べていることが確認できました。
ここまでくれば捕獲して大丈夫ですので、その日の晩に捕獲を実施することに!
21時に現場にお伺いし、ダミーを捕獲器に入れ替えます。
待つこと42分・・
ヤマト君保護完了です!!
脱走から2週間目でした。
飼い主さんもヤマト君もお疲れ様でした!!
今回もカメラの確認や餌の設置を飼い主さんが実施してくださったので、代わりに捜索・捕獲プラン延長無しでした。
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ねこからナイト次回は5月12日です!!
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