次から次へと

スタッフ梅です。

とある繁華街の一角。

この隙間から、猫が溢れ出てくる。 という、今回の現場。

夜中1時。現場に到着し、捕獲器をセット。

写真に収めたかったのですが、置いた瞬間から、猫さん達が、すぐさま捕獲器内に!

あたふたしながら、依頼者さんにも手伝って頂き、

捕獲器セット→猫入る→包んで暗くする→次の捕獲器セット→。。。

捕獲器に入る瞬間を目の前で見ても、次から次へと出てくる猫さん達。。 よほどお腹が空いていたんでしょう。。警戒しながらも、始まって30分程で・・・6頭捕獲できました!

ここから、一気に猫さんの姿が消えました。 「裏側も見てきます」と、依頼者さん。

いない。。

少しご飯を、捕獲器の外においてみます。

すると。

黒い頭がチラチラと!

出てきましたね。

何度も、手前まで入っては出てを繰り返し、5分後。。

「カシャン」

7頭目が捕獲完了です!

ここから完全に猫さんが出てこなくなり、1番捕まえたかった子は、3時くらいに来るんですと。。

2時半前。 待ちます。ということで、3時まで粘ることに。

なかなか姿が見えないので、裏側を見に行ってもらうと、、、いました。

依頼者さんに捕獲器をセットしてもらい、すぐに入りました!

8頭、捕獲できました!

天神橋バンビ動物病院へ、手術に。

翌日6頭は、リターンへ。 生後半年くらいの子猫さん2頭は、一時預かりさんがいるようで、そこで里親さんを募集することに。

2頭のお送りは、車で1時半くらい走り、田んぼ道を抜けた所にあるお宅です。

街灯がなく、車のライトを消すと真っ暗です!w

慣れるまではケージ暮らしです。慣れれば、猫部屋を自由に生活できます!

この子達以外にも、保護猫がいました! この黒猫さん以外にも、茶トラの子猫と、白黒さんがいました。

白黒さんは、近々新しい家族さんの元へ行くことが決まったようです!

わんちゃん、猫さん、合わせて総勢20頭ほどがいました。。 おーーきなお家で、各々がのんびり過ごせる空間でした!

みな、それぞれの道へ。

外猫さんにも、温かい目が向けられる時まで。。 突っ走ります!

ワイヤーケージ作り

10匹ほどの捕獲が続くと、捕獲器の数が足りなくなります。

そこで、役に立つのがYさん考案のワイヤーケージです。

Yさんに作り方を教えていただいて、隙間の時間にせっせと作ります。

保護っ子たちが邪魔お手伝いしてくれています。

捕獲器やワイヤーのように、下部が大きめの格子状だと猫さんがおしっこやうんちをしても、すぐに下に敷いているペットシートを替えてあげることができます。市販のキャリーよりも断然便利です。

TNR病院としても、中の猫さんの状態を外から目視でき、手術の際には横から注射を打てるので、キャリーよりも捕獲器のままかワイヤーケージの方が助かるそうです。

↑捕獲器内のノラ猫さん。

猫さんには、捕獲器から移動してもらう手間をかけてしまいますが、捕獲器よりもすこし広々とします。

↓ワイヤーに入れ替えたノラ猫さん。

100円ショップのワイヤー×6個とホームセンターで売っているステンレス片サドル×48個で作れます。総額800円くらいです。

ワイヤーとワイヤーを片サドルで繋いでいきます。

ペンチでぎゅーっと。

作るのは結構力がいるので、大変です。

指にマメができました。イタタ、、

使わない時は折りたたんでおきます。

キャリーよりも消毒と洗浄も簡単です^ ^

怒涛の一斉TNR

ひと現場あたり10匹弱の捕獲やリターンが夕方、深夜と連日続いており、小池も梅本もまぶたが今にもくっついてしまいそうなので、今日のブログもサボります。笑

すみません、明日こそは必ず!

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福島研修の様子を太田さんが素敵にブログにUPしてくださっています!

福島活動 2019.11.10 「ねこから目線。」さんと

福島活動 2019.11.10

希望の牧場 2019.11.10 (ねこから目線。)

しろさびの里 2019.11.10

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お外10年。さようなら。

スタッフ梅です。

10年近く餌やりをしている猫が2匹いて、家に迎え入れたいが、一匹が用心深く、なかなか捕まらない。とゆう今回のご相談。

猫さん達が来るのは、夜中の3時頃。

警戒心が強い子向けの捕獲器を、前もってセットに、少し早めに現場へ到着。

現場に到着すると、舗装中の道路ににゃんこが2頭。もうおるがなwと、思いながら、しれっとセットします。

↑こちらが、警戒心の強い茶白ねこさん。

↑こちらが、人馴れ黒ねこさん。

ごはんをセットしてもらい、私は電信柱の陰に隠れます。と、そこへ。。

「こんばんは~」と、声をかけられ顔を上げると、2人のお巡りさん。

「こんなとこで何されてるんですか?」と、言われる前に、「ねこの捕獲をしてます。保護するんです」と、捕獲器の存在を理解したお巡りさん達。

「僕たち邪魔やね。」と、言って去って行かれました。ご理解ありがとうございますm(_ _)m

そして、早くも黒猫さんが、警戒心0で中に入っていきますw

中のごはんをパクパク。捕まえようと思えば捕まえられますが、とにかく茶白さんだけでもお願いします!と、強い希望もあり、捕獲器手前で、警戒心強いねこさんが見ているので、何もしないまま食べてもらいました。

多少食べた所で、どこかへ去った黒ねこさん。その一連の流れをしっかり見ていた茶白ねこさん。空腹だ。。ちょーっと警戒しつつも、黒ねこさんが何事もなく食べていたのを見て安心したようで、徐々に中に入ってきました。

(緊張が走る瞬間で、写真がございませんw)

焦らず焦らず粘ること15分ほど。

捕獲完了です!ほっとする依頼者さん。と、依頼者さんのお知り合いさん!「抱きしめていいですか?」と、抱き合い、今まで色々と苦労があったんだなと感じました。

とりあえずこの子さえ捕まってくれたら、一安心です。黒ねこさんは、いつもちょっと食べてどこかへ行ってまた戻ってくるんやけどねーと、依頼者さん。

茶白さん捕獲現場を見ていない黒ねこさん。戻って来るなら捕獲しちゃいましょう!と、黒ねこさんを探しに行く依頼者さん。

「いました。」 真横の敷地にいたようです。

依頼者さんに、ついてくる黒ねこさん。

これまた何の警戒心もなくw

すたすたと、捕獲器内へ。

完了です!人馴れしているとはいえ、いつもと違う環境に顔が強ばる黒ねこさん。

ごめんね。

外猫さんでも、快く受け入れて下さる、一犬猫動物病院さんへ、家に迎え入れるための諸々検査へ。

後にご自宅へお送り。

10年以上お外で暮らしていたねこさん。 10年以上可愛がってもらっていたねこさん。 初めは戸惑うだろうけど、これから来る寒さは、もう耐えなくていいんだよ。

何だか心がほっとする捕獲現場でした!

0泊3日スタッフ研修

9日(土)夕方〜11日(月)

スタッフ小池です。

ねこから目線。スタッフ研修として大阪から車でスタッフ梅さんと福島県に行ってきました。

お問い合わせメールの返信が遅れており申し訳ありません。

10日の日の出前に福島県に到着し、カメラマンの太田さんの福島での活動に同行させていただきました。

帰還困難区域でのノラ猫への給餌台。

イノシシやタヌキが入らないように高く、アライグマが入らないように入口は狭く、様々な工夫が込められた餌台です。

今回の旅の最後には太田さんの手作り捕獲器や観察台などの貴重なアイテムを譲っていただきました!

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希望の牧場で、代表の吉沢さんのお話をゆっくり聞かせてもらいました。

沢山居る被爆牛たち。可愛がるペットではなく、出荷されるまで品質を管理する家畜でもない彼らに対して、どのように接していけばいいのか、どこまで手を加えていくのか、正解の無い「問い」や「葛藤」はノラ猫問題にも共通する部分が多くありました。

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浪江町で犬や猫の保護活動をされている赤間さんのシェルターにもお邪魔させていただきました。

不妊手術済みの印は耳先カットが最近では主流ですが、地域や獣医さんによって様々です。この猫さんは右耳に穴をパンチであけてありました。

TNRはRする場所に人が居ることが大前提です。人が居なくなってしまった場所では、触れない猫さんであっても保護里親探しを地道にされています。

人慣れしていない猫さんの慣らし方や、通常の捕獲器に入らない犬猫の捕獲器への工夫、手作りの仕掛けなど、教えていただきました!

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10日の夕焼け

震災から8年。

単発屋ではなく、試行錯誤や葛藤を繰り返しながら、賛否両論受けながらでも継続して行われている活動に強く関心があります。

理想やスローガンがいくら立派でも、続かない取り組みにはリアリティが無いので関心がありません。

野生動物は生存区域を守り共存する対象で、ペットは共に生き可愛いがる共生する対象だとすれば、野生動物ではなく飼い猫でもないノラ猫とはどのような心の距離感で、介入密度で関わっていくべきなのか。「ねこから目線。」をこれからも考え続け、行動し続けていきたいと思っています。

車で片道9時間の道中、スタッフ梅さんと自分の動物観や考えなど、じっくり話し合うことができてとっても充実した0泊3日の旅でした。眠たいです。笑

糞害対策に脱走防止策。

以前にTNRをお手伝いした依頼主さんからお電話がありました。

現場には6匹ほどのノラ猫さんが住み着いています。

「お隣のお家からノラ猫の糞の被害がすごいんですと、苦情を言われてしまいました。何かできることはないでしょうか?」

というご相談でした。

以前O町で、まちねこ活動をする際に大活躍してくれた外猫用簡易トイレを提案し、設置のお手伝いをしました。

お隣さんのトイレになってしまっている砂利場の横と、猫の通り道に一台ずつ設置しました。うんちが付着していた砂利を少し入れました。

上手いこと、猫さんたちが使ってくれますように!

O町の外猫用トイレは、地域猫さんたちがよく利用してくれているそうです。

トイレ場所が限定されていくとお掃除も楽ですね。

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ねこから目線。のKの保護猫たち

相変わらず味のあるお顔ですが、風邪もなおり、回虫もコクシジウムもいましたが、諸々駆除もワクチンも不妊手術も完了してきました!

まだ里親募集はしていないのに、地元ボランティアさんが、味わい深すぎる子猫たちを心配して、里親さんを紹介してくださり3匹もトライアルが決まりました。笑

ありがたいです。

そんな矢先に、ねこから目線。スタッフUが怪しげな紙袋を発見。中にはぐったりした子猫。

ふ、増えた、、。

6匹になりましたが皆んなとっても元気です。

そんな味わい深い子猫たちは、コツコツ改装中のねこから目線。の事務所にいます。

かなり元気になってきたので、DIYがプロ並みのYさんに脱走防止網戸を作ってもらいました!

素敵〜!!

これで、安心して換気ができます!

脱走猫さんの捕獲の相談が先月から6匹もありました。

予防策が大切です!!

対人援助学マガジン38号発行がされました!

連載している対人援助学会発行の対人援助学マガジン38号が発行されていました!

お知らせすっかり忘れてました。汗

今回は、「ねこから目線。」を開業し、社会的企業として奔走した1年間を振り返ってそこから得られた経験や考察をフィードバックできればと思い書きました。

以前ブログで書いた一年を振り返っての内容とちょっと被ります。

対人援助学マガジン

そうだ、猫に聞いてみよう38

対人援助学マガジンの公式ページはこちら

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バックナンバー

「そうだ、猫に聞いてみよう」

37号「有効な予防を考える〜予防の次元〜

36号 「社会的企業について

35号「多頭飼育崩壊支援、ケース2

34号「餌をやるからノラ猫が増えるのか

33号「子猫遺棄事件ルポ

32号「猫を保護してほしいという相談

31号「多頭飼育崩壊ケース支援事例報告

30号「人もねこも一緒に支援プロジェクト

29号「眼差しよる承認、システム論で考える大学猫

28号「のらねこ、対馬に行く

27号「排除のシステムと共生と共存と

23号「背後ストーリーを理解する

22号「3つの視点で捉える

21号「ノラ猫問題、問題の再焦点化

里親譲渡仲介のお手伝い

里親譲渡仲介のお手伝いでした。

「3〜4ヶ月の子猫にご飯を毎日あげている。2万円で引き取ってくれるNPOがあったから捕獲してほしい」

という内容が依頼主からの一番初めのお電話でした。

もちろんお断りしました。

「どこかに持っていくから捕獲だけしてほしい」

というご依頼は猫命の安全が保証されないので、全てお断りしています。

TNRのご依頼の場合は、活動歴をよく知っているボランティアさんでない限り、捕獲場所に放すところまでお手伝いさせていただきます。

保護のための捕獲のご依頼の場合は、保護飼育されるお部屋やケージまで、ねこから目線。で猫さんをお届けさせていただき、飼育環境が整っていることを確認させてもらうことが最低条件です。

・シェルターの場所は秘密。

・数万円支払って猫を引き渡したら二度と面会できないし、安否確認の連絡もお断り。

心配だと思わないんでしょうか?

「でもNPOらしいから、ボランティア団体らしいから、ちゃんとしてるハズでしょ?」

いいえ、残念ながらそんなことは全くありません。

最近では

動物愛護団体に引き渡した猫が消息不明になっている事が分かり裁判になったケースもあります。

NPO法人や保護団体のシェルターがひどいネグレクト状態になっていることが発覚して、大問題になったケース、まだ大問題にはなっていないけど、危ないと噂されている団体は数え切れないほどあります。

動物愛護の気持ちが当初はあったとしても、成猫や人慣れしていない子猫をきちんと保護して里親さんを見つけるというのは人にとっても猫にとってもしんどく大変な作業です。

そこを理解し、保護飼育と人慣れ修行を依頼主さん自身が頑張る覚悟をお持ちの方の場合は全力で里親探しのお手伝いをします。

・・・

そうお話して、捕獲のご依頼をお断りした数日後またお電話がありました。

「Twitterで里親になってくれる人が見つかって、今会って話している。里親譲渡の手順も必要な医療も分からないので、仲介サポートをしてほしい」

というご依頼でした。

里親希望者さんにもお電話を代わっていただき、生後4ヶ月で触れない人慣れレベルの猫さんなので、里親になったとしても猫と触れ合ったり癒されたりという楽しい猫ライフはすぐには訪れませんが、それでも大丈夫ですか?

と確認をし、それでも子猫を保護して里親になりたいという意思を確認できたのでお手伝いさせていただくことになりました。

・・・

里親さん、依頼主さん、ねこから目線。の3者でLINEグループを作ります。

まずは里親さんに必要な飼育セットを購入準備していただき、飼育セットが準備できた時点で依頼主さんと捕獲作戦に入ります。

捕獲日初日は残念ながらターゲットの猫さんが現れなかったため、依頼主さんに捕獲器の使い方やコツをお伝えし後日トライしていただくことにしました。

・・・

捕獲作戦から3日目、依頼主さんが無事保護に成功しました!

翌日に避妊手術と初期医療を受けるために動物病院に搬入するので、ひとまず深夜に猫さんを受け取りに行きました。

チラッと猫さんを見ると、

こ、子猫?

小柄ではありますが少なめに見ても6ヶ月にはなっていそうなサイズでした。

毛並みと顔つき的には1歳は超えていそうです…

・・・

一犬猫病院さんに搬入し、手術と検便、血液検査、ワクチン、ノミダニ駆除、爪切りを実施してもらいました。また、どうしても室内に馴染めない場合や、威嚇具合に里親さんが挫折した場合に、元々住んでいた場所にTNRするという選択肢も残しておけるよう、耳カットもお願いしました。

可愛い猫さんです。体重は2.3kgしかなく、とっても小柄でしたが、推定年齢は2〜3歳でした。エイズ白血病はどちらも陰性。検便でも虫は見られませんでした。

諸々をグループLINEで報告します。

子猫では全くありませんでしたが、それでも家族として迎えたいという里親さんの意思を確認できたので、手術を終えた猫さんを里親さん宅にお届けに行きました。

お家には立派な三段ケージを用意してくださっていました。

猫さんが室内に慣れて、心を許してくれるまでだいぶ時間がかかると思います。焦らず気長に待ってあげてください。と話すと

「猫を飼って癒されたいというより、Twitterでこの子を見た時に、家で保護して守ってあげたい。夫婦でそう強く思ったんです。だから長く時間がかかってもいいんです。いつかこの子がここを家だと思って、私たちを家族だと思ってくれたら嬉しいです。」

と話してくださいました。

なんて、素敵な里親さんでしょうか。

依頼主さんが諦めずに発信し続けた成果でもあります。

Twitterで写真を見た時に「しじみちゃん」という名前も決まっていたそうです。

しじみちゃん、ここはきっと大丈夫だよ。

捕獲器の中では怒ってましたが、里親さん宅初日からめちゃくちゃ食欲もあるので、案外早く慣れてくれるかもしれません。

ひとまず、LINEグループでこまめにやり取りをしながら1ヶ月間のトライアルです。