スタッフ梅です。

以前、近所でお世話されている猫さんのTNRでお手伝いした依頼主さんより、親子での保護のお手伝い要請がありました。

その当時、TNRした際に、産後だったサビ猫さんが、子猫を連れて現れるようになり、周辺の悪環境もあり、保護して里親さんを探す決意をされた依頼主さん。

サビママさんは、以前捕獲器を経験し、通常の捕獲器は入らないため、警戒心強い子向けの捕獲器を設置し、子猫と2匹一緒に入ったところで…と、イメージしていました。

現場にお伺いし、捕獲器を設置中、子猫さんが付近で待っておられました。

多少警戒しつつも、ごはんまだ?と、捕獲器横でスタンバイ(笑)

ごはんを入れるや否や、すぐに食いつく子猫さん。お腹空いたね、お待たせ!

少し離れた所で様子を伺っていたサビママさん。すぐにやって来て、中のごはんを食べる息子を見て、え、コレ、大丈夫なの?と、不安げ。

そんなのお構い無しの茶トラ君。警戒MAXのサビママさんは、辺りをウロウロ。なかなか中に入ってくれず、その間に、2匹分のごはんをたいらげ、捕獲器から出てきた茶トラ君は、「げふ〜お腹いっぱい!」と、満足気にお顔を洗っていました。泣

またの機会を待つことにし、警戒心MAXのサビママさんを優先に保護することに。

お腹いっぱいになった茶トラ君の姿がなくなると、サビママさんが捕獲器内に!中でしっかりごはんを食べていることを確認し、捕獲器を作動させます!

サビママさんは、無事に保護完了です!

近くで茶トラ君が見ていましたが、逃げる素振りもなく、落ち着いていました。ただ、たらふく食べてしまった茶トラ君、帰宅しその後帰って来ず、捕獲器を依頼主さんに預けて、サビママさんの初期医療が終わりお送りするまでに、来ていたら捕獲器設置してみてくださいと、お願いしていました。

そして、その夜。サビママさんの初期医療を終え、お送りすると…

たった今入ったんです!と、捕獲器に茶トラ君が!

夜もしっかり食べに来てくれた茶トラ君。依頼主さんのご協力もあり、無事に親子で保護することが出来ました!

茶トラ君は、のらねこさんの手術室さんで去勢手術、初期医療をしていただき、翌日にご自宅にお送り。

これから、里親募集をしていく予定です!親子に素敵なご縁がありますように!!