今回ご紹介するのは、倉庫に住み着いた夫婦猫さんのTNRのご依頼。
倉庫に住み着いていたオス猫さんがメス猫さんを連れてきて子猫さんが生まれましたが、ある時から子猫さんを見かけなくなり、これ以上増えないようにとTNRのご依頼を頂きました。
拠点からも近く、すぐに下見にお伺いすることに。
倉庫はとても大きく、作業用トラックが2台入るほどの広さ。
どこにいてどう動くのか、どこから出入りしているのかわからず、逃げ出さないようにと注意しながら倉庫内へ。
依頼者さんと入ってみると、猫さんたちは警戒はしていたものの、隠れることはなく、「ここにいるよー」って感じですぐに2匹を確認できました。
捕獲作業は夕方から開始。
朝ごはんの量を少し減らしていたので、依頼者さんが姿を現すと「ごはんーーー」と大きい声で催促していました。
依頼者さんのことをすごい信頼しているんだなーと思いながら、捕獲の用意を進めていきます。
捕獲機に誘導するためのちゅーるを食べられないように注意しながら、捕獲機を設置。
捕獲機設置後、割りとすぐに2匹が捕獲機の近くへ接近。
オス猫さんは1分以内で捕獲。
その姿をメス猫さんも見ていましたが、空腹に耐えられなかったのか、隣の捕獲機でメス猫さんもすぐに捕まりました。
10分ほどで2匹とも捕獲。
その後、手術ができる拠点に移動し、無事に手術が行われました。
手術後、猫さんたちはすぐに覚醒し、暴れることもなく静かに過ごしました。
翌朝に依頼者が迎えに来ていただき、元の倉庫へリターンされました。
ねこから目線。福岡久留米の対応エリアでも、TNR活動への理解が広まりつつあり、依頼も増えてきていて、いい傾向だなーと感じています。
猫さんが少数のうちに手術を行うことが重要です。増える前に対策を講じることで、大規模な問題を未然に防ぐことができます。
ノラ猫さんにご飯を与えるだけでなく、責任を持って手術も行うことで、人と動物が共存できる優しい社会を目指していきましょう。
次回は10月10日(木)の開催です!
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