街中のお寺にてTNRのリベンジ

O市でTNRのお手伝いでした。

スタッフ小池です。

繁華街の真ん中に突然現れるお寺にはノラ猫さんが13匹ほどいるそうです。

工夫と努力の捕獲作戦をやりきり、TNRはひと段落する予定だったボランティアさんが新たに発見された現場でした。

依頼主さんの調査によると、数年前にあるボランティアさんがTNRをしてくださっていたこの現場。しかし、どうしても捕まらなかった1匹のメス猫が出産を繰り返し、また増えていってしまっていたそうです。

今回のターゲットはお寺に現れる13匹のうちの捕まらない母猫さんとその子ども6匹の計7匹です。

数年前にTNRをしてくださったボランティアさんとも繋がることができ、協力体制もバッチリです。事前準備の徹底ぶりがさすがです。

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捕獲日当日。

深夜に現場で待ち合わせです。

かなり人慣れしている4匹は依頼主さんとボランティアさんが餌をあげつつ、上手に捕獲器に誘導して、手でゆっくり扉を閉め、捕獲していきます。扉がガシャン!と閉まらないので、捕まった本人も周りの猫さんたちもパニックになることなく捕獲が進んでいきます。

依頼主さんとボランティアさんが捕まえ→私が受け取り車まで運び→もう1人の依頼主さんが包んで車に積む。という連携で進みます。

続いて、ちょっと距離感があり、誘導作戦では捕獲器に入ってくれない大きなキジトラ猫さん。やっと私の出番です。

オヤツを入れて捕獲器を設置し、カツオで誘導します。

無事、捕獲完了です。

残るターゲットは、5年捕獲器をかいくぐり、出産を繰り返している母猫さんと、とっても臆病な中猫さんです。

警戒心の強い子向けの捕獲器を設置し、深夜の餌やりボランティアさんが来られるのを待ちます。

深夜0時を過ぎたところで、餌やりボランティアさん登場です。

すると、どこから見ていたのか、屋根の上からタタタッと母親さんが降りてきました。

捕獲器の存在を少し警戒しているようですが、時間をかけ、オヤツで誘導し捕獲成功です!

メインターゲットの母親さんが無事に捕まってくれて良かったです。

ほどなくして、臆病な中猫さんも現れました。すると、すんなり警戒心の強い子向けの捕獲器に入ってくれ、捕獲完了です!

風邪症状が酷そうです、、

これで、神社にご飯を食べに来ているノラ猫さんは全頭捕まりました!

念願の100%達成です!!

隣接コロニーに最近現れるようになった猫さんも一緒にTNRする予定でしたが、この日は現れてくれませんでした。

その猫さんはボランティアさんが後日捕獲にチャレンジされることになりました。

捕まった7匹を大阪ねこの会一斉有料手術会場に運び、手術翌日に捕獲現場にリターンしてお手伝い完了です。

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TNR成功の三原則をどうぶつ基金さんが提唱しています。

この三原則はとっても大切だと思います。

即行: 多頭の現場ほど、1ヵ月に2匹ずつTNRする、という訳にはいきません。なんせ、母猫さんがら1度に7匹の子猫を産むことが可能なのですから。7匹未手術の猫さんが居るなら、なるべく一度にTNRしてしまう必要があります。

徹底: 今回の現場も、数年前に母猫さん以外の全頭にTNRが完了していました。

しかし、母猫さんを諦めて90%でTNRを終えてしまうと、どうしても数年で元の木阿弥に戻ってしまいます。

継続: 仮にどうしても捕まらない猫さんが居たとしても、その猫さん以外に新規猫さんの移入があった時点でTNRをする体制ができていればこんなに増えてしまうことはなかったはずです。新人が1匹のうちに早期に対応できるといいですね。