スタッフ小池です。
あるマンションの共有倉庫に住み着いているノラ猫さん一家の捕獲のお手伝いでした。
ある日倉庫の中に入れているバイクに猫の肉球スタンプが押されていることに気づいた依頼主さん。
おや?と思って周囲を見回すと母猫が居たそうです。『産んだん・・?』と話しかけると下の方で子猫がガサゴソしていたそうです。笑
どうやら母猫さんは外から塀を登って倉庫内に出入りしており、倉庫の中に入る時の着地ステップとして依頼主さんのバイクを活用しているようでした。笑
猫は可愛いものの、以前にも倉庫でノミが大量発生してマンション中を巻き込む大事件になったとこがあるそうです。
このままではマズイ・・
そう考えた依頼主さんはLINEのアイコンが猫の友達に片っ端から相談したそうです。
相談先の探し方かが斬新です。
そして協力してくれる友人が見つかり、まずは子猫だけでも保護しようと夜中に3時間ほど倉庫で大捕物をしたものの、全く捕まらずねこから目線。捕獲の依頼をしてくださいました。
6部屋ほどの倉庫が横並びに並んでおり、人は部屋同士を行き来できませんが猫は隙間から隣の部屋に移動できるというめちゃくちゃ猫さんに利のある立地でした。
捕獲日までの間に、依頼主さんが倉庫の利用者の方々にお話をつけてくださり、1週間だけ朝8時に捕獲のために餌を置いて餌付けをしてくださいました。
捕獲当日。
朝現場に到着し、餌を置いてくださっていた倉庫に捕獲器を設置します。
ガサガサと母猫さんの姿がありました。
1時間経過・・
2時間経過・・
全然猫さんたちが動く気配がありません。子猫たち爆睡中のようです。
ガサガサして警戒させてしまうよりも、親子が動く気分になるまで待つ方が得策だと考え、捕獲器を合計4台設置し1時間おきに見てもらい、捕まり次第お迎えに行くことにしました。
設置から約6時間後・・
「子猫が2匹捕まりました!」と連絡があり、急いで現場に向かいます!
到着する頃には母猫さんと子猫3匹全員が捕獲器に入ってくれていました。動き出してからは早かったようです。
それと巻き添えというか、親子しか出入りしていないはずの倉庫に謎のオス猫さんが侵入したようで、一緒に捕まっていました。
これもご縁なので、オス猫さんも母猫さんと一緒にTNRをすることに。
子猫さんちはノミ駆除やワクチンなど初期医療を済ませ、一時保護をしてくださることになった依頼主さんのお友達のお家にお届けします。
子猫をお届けに指定されたご住所へお伺いすると・・
あれあれ?!
なんと8年前に譲渡した里親さんのお家でした!!驚
当時は手のひらサイズだったアンリちゃん。すっかり大きな美猫さんになっていました!
本当にたまたまの偶然なのですが、とっても嬉しい偶然でした!
ちびっ子たちは既に里親希望のお声がかかっているそうです!
・・お知らせ・・
大阪が緊急事態宣言中はねこからナイト中止です!
正式なお知らせができていなくて申し訳ありません!!