スタッフ梅です。
お腹に首輪が付いている猫さんがいて、取ってあげたいのに捕まらないとご相談がありました。さくら猫さんなので、術済みのようです。緊急性が高いので、ごはんの時間に合わせ急行することに。
準備をしていると、捕獲器の中のごはんには目もくれず、まん丸な猫さんが愛想を振りまいてきました。
そこから30分程経過。。
えさやりさんが来られる少し前にターゲットの猫さんがやってきました!
そして、えさやりさんがごはんの準備をしていると、いい香りがしたのか、捕獲器の中にごはんがあることに気付いたターゲット猫さん。
一直線に
捕獲器へ!
確かにお腹に首輪がくい込んでいます。
……
何の警戒もなく、中のごはんに夢中な猫さん。
作動させて、無事に捕獲完了です!
依頼主さんが、そのまま近くの病院へ連れて行ってくださりました!めちゃくちゃご機嫌斜め(汗)
診てもらうと、傷の範囲が広すぎて縫合すら出来ないので、綺麗になるまで入院することになったそう。
※モザイクかけていますが、傷がかなり酷いため、お辛くなる方は閲覧注意です。
あまりにも痛々しく、目を背けてしまう程、お腹に開いた大きな深い傷。首輪は、かなりの時間くい込んでいたのかもしれません。。
お外で暮らす猫さんにとって、首輪はどこかに引っかかってしまうリスクがあったり、毛繕いをしている際に、口に引っかかりさるぐつわ状態や、前足が首輪の中に通り、たすき掛けになってしまったりすることもあります。そうなった時、自分でとる事が困難な猫さんは何も出来ず、首輪が体に食い込み、ただただ痛みを抱えながら過ごします。
首輪をつけるならせめて一定の力が加われば自然と外れるセーフティバックルタイプの首輪にしてあげてください。
何かの影響で、お腹までずり落ちてしまった首輪。よかれと思って付けた首輪が、猫さんにとって悲惨な状況を生んでしまうということを知っていただけたらと思います。
1日も早い回復を願うばかりです。。
猫さんの治療費のため、お釣りは猫に使ってね基金より6,000円をカンパさせて頂きました。
お釣りは猫に使ってねと言ってくださった皆様、ありがとうございました!!