スタッフ小池です。
抱っこでお外に連れ出したところ、パニックになって逃げてしまったハナ君。ねこから目線。の迷子猫代わりに捜索・捕獲プランのご依頼がありまりました。
【状況】
・3/14に迷子になる。
・3/17に迷子になった場所のすぐ近くでうずくまっているところを発見。保護に失敗し、フェンスを乗り越え姿が見えなくなってしまった。
・3/22 ねこから目線。に捜索依頼
・・・
ご依頼を受けた当日に飼い主さん宅にお伺いし、状況やハナ君の性格についてヒアリングをします。
最後に姿を見てから既に5日経ってしまっている為、現場近くから離れてしまっている可能性に備えてチラシの作成と発注をその場でします。
とはいえ、迷子から3日経った時点でもすぐ近くでうずくまっていたほど怖がりな性格を考えると、保護に失敗した日から5日が経過しているとはいえ、かなり近くにある可能性が高そうなので、周辺捜索を丁寧に実施することにしました。
ハナ君がフェンスを越えて入り込んだ先は、大きな会社の敷地内になる為、翌朝出直し、会社の方に事情を説明し駐車場に立ち入らせていただきました。
ハナ君が乗り越えたフェンスの先には会社の駐車場に隣接した水路がありました。そして、水路の先にはメッシュの布で覆われてはいるものの隙間から地下に入れそうな穴がありました。
地下エリアがかなり怪しいものの、厳重に管理されている場所の為立ち入り許可はおりませんでした。
仕方がないので、他の場所の捜索を実施していきます。
すると、キジ白模様の猫さんが！
が・・よく見ると分け目が微妙に違います。
再び捜索を再開すると、「あっ！」と思いきや、尻尾が真っ直ぐ長い為違う猫さんでした・・。
という事がやたら続きます・・
２時間の捜索で6匹のキジ白の猫さんに出会いました。どうやらキジ白模様の多い地域のようです・・。
似た模様の猫さんの多さに頭を抱えていると、朝にお伺いした会社の警備員さんから電話が入りました。
「小池さんが気になると言っていた地下エリアを管理している職員さんに聞いてみたんですが、２日前に地下室で猫を見たって言ってました。もう一度立入交渉してみましょうか？」
なんと、警備員さんが気にかけて動いてくださりとても有力な情報を掴んでくださったんです。
警備員さんの尽力と地下の管理者さんの目撃情報のおかげで会社から地下への立入許可がおりました！！
職員さん立ち合いのもと体育館ほどの広さの地下エリアに立ち入らせていただき、水路の先の穴の辺りに行くと・・
ハナ君が居ました！
しかし、いきなり人間が３人も現れたことに驚き、地下エリアをダッシュで逃げていってしまいました。
地下エリアが広すぎることと、重要な機械や設備があるエリアの為、抱っこや網での捕獲は困難と判断し捕獲器を設置することにしました。
周辺を確認しましたが、落ちるように入ることはできても地上に自力で出るのは難しい場所なので居なくなってしまう心配は無さそうです。
捕獲器設置から１日半。やっと捕獲器に入ってくれました！！
飼い主さん宅にお届けして、無事お手伝い完了です！
迷子になってから11日目でした。
飼い主さんもハナ君もお疲れ様でした！！
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