こんにちは、東京スタッフの小松です。

今回は取り壊されるおうちに残った全く人馴れしていない猫さん4匹のお話です。

依頼の内容は

室内にいる猫さん4匹をキャリーに入れて、通院と新居への引っ越しを手伝ってほしい

というものです。

家族写真みたいなキジシロ一家。

猫さん達はもともと依頼者のお母さまがご飯をあげたり面倒を見ていた猫さん達。
ですがお母さまが亡くなり家を壊すことに。
残された猫さん達の面倒を見るべく依頼者さんがご自宅に猫さんをお引越しするためキャリーに入れるのを試みるも全く捕まらない為、今回ご相談をいただきました。

お部屋につくとエアコンの上とテレビの隅にむちっと固まる猫さん達。

視線が臨戦態勢

今回も洗濯ネットと大きな布、網を使って丁寧にキャリーに入れていきます。

たしかにすばしっこく、忍者のように壁を蹴り、ロケットのようにぴょーんと部屋の隅に飛んでいく猫さん達。

4匹まとめてよりも1匹ずつ確実に怖がらせずにゆっくり捕獲していくことを再度心がけて臨みます。

事前に一番大きな子が一番臆病と聞いていたのでエアコン組は後回しに、最初はテレビの裏の子たちから。

2m四方の大きな布を広げて、能の舞台役者のようにすり足でゆっくりゆっくり近づき布をかぶせます。

今回の子たちは布をかぶせると、おとなしくなる子たちでした。

おとなしくなったら猫さんの頭の位置を確認して洗濯ネットに入れていきます。

無事にキャリーへイン!

続いてエアコンの上の子たち。

足場がなく手が届かない為まずはエアコンから降りてもらうことに。

網の先端でゆっくりお部屋の床の隅に逃げてもらうように誘導します。

エアコンに再び登られないように布と段ボールで詰め物をします。

エアコンの2匹はとにかく上にぴょんと逃げていきます。
一旦落ち着くのを待って今度は網でチャレンジ。

逃げる方向に網を置き、高いところから床に逃げたところをさっと捕獲。

無事に4匹を捕獲して病院で診察、新居へお引越ししました。

新たな環境におっかなびっくりの様子ですが、ゆっくり慣れてくれたらいいなと思います!

2月、3月と高齢のご家族が住んでいた家に取り残された猫さんのご相談が数件きました。
別居しているご家族が猫さんと暮らしている場合、残された後のことも考えておく必要がありそうです。

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