スタッフ梅です。
病院に向かう途中で、キャリーのチャックの部分が開いてしまい、出てしまったアムロちゃん。
目の前の民家に逃げ込み、探しても見つからないと、代わりに捜索・捕獲プランのご依頼をいただきました。
現場を見に行くと、超住宅密集地で、これはこの近辺のどこかに潜んでいる可能性が高いと思い、一軒一軒、カメラの設置のご協力や、お家周りを見せてもらえないか伺うも、敷地内への立ち入りを嫌がる方も多く、思うように捜索が進みませんでした。
チラシを作成し、飼い主さんご自身にポスティングを実施していただいた数日後。
「うちの庭の塀に数日前から現れます」と、目撃が!写真を撮っておられ、送っていただくと間違いなくアムロちゃんでした!
お家の方が、かにかまをあげてくださっており、咥えて隣の家の庭に行ってしまったとのこと。
カメラの設置をご協力いただき、確認するも、どうやらこの塀より手前側には降りて来れないようで、カメラには映らず、お家の方が、また塀にいると連絡をくださりました。
脱走当日、体調が悪く病院に行くはずだったアムロちゃん。1度食べたカニカマやちゅーるも2日目以降は食べなくなってしまったそうです。
これは保護を急ぎたいところ。
塀の両サイドにカメラを設置すると、ご飯は目の前にあっても、一切口をつけず座り込むアムロちゃんが映っていました。
飼い主さんと現場チェックに行く際、塀の上にアムロちゃんがいて、表情を見ると顔色が悪く、やはりかなり体調が悪そうでした…早く保護したいと、焦る気持ちとは裏腹に、飼い主さんに呼び止めてもらうも、やはり隣のお庭に逃げ込んでしまいました。。
逃げ込む先は立ち入りを何度も断られているお家・・。そんな中、ご近所の方々がご協力くださり、逃げ込んだお家に入らせてもらう許可を取ってくださりました。
飼い主さんとお伺いすると、そのお家の軒下にアムロちゃんが身を潜めていました!!捕獲器経験者、食欲もないので、何とかこのチャンスで保護したいところ。ひとまず、ここから姿が分からなくならないようにネットを張り、逃げ道をなくします。
これは1人では難しいと判断。スタッフの小池にヘルプを要請し、別現場から直行してもらいました。
……
出口ここしかないよ作戦です。
捕獲器に逃げ込めるような場所を作り、隙間を埋めていき、アムロちゃんを刺激しないように、瓦を1枚1枚動かし、小柄な小池が床下に潜り、捕獲器の方面に逃げるように誘導します。。
そして、ついに!!
思惑通り、捕獲器に逃げ込み無事にアムロちゃん保護出来ました!
帰宅し、すぐに処置をしてもらい、ちゅーるを少し食べれたそう。
体調が悪い中、頑張って耐えてくれた11日間。無事に帰宅できて本当によかった。
1日も早い回復を願うばかりです。。
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