あるお寺に遺棄された子猫達。そのお寺にいたノラ猫さんが子猫達の面倒を見てくれていたそうですが、高いところから落ちてしまったため保護されることに。

その中の1匹、くま君は、目がちぐはぐになっていたり、後肢がおぼつかなかったりと、他の兄弟達とは少し違いました。

保護された当時のくま君。

病院では、落ちた影響なのか、先天性のものなのかは、判断しにくいとの診断でした。

そんな中でも、保護主さんの支えもあり、とにかく前向きにすくすく成長したくま君。

初対面の日。後脚を引きずりながらも、楽しそうに縁側を走るくま君。ハンデなんて一切感じさせない、明るい子くま君に、泣きそうでした。。

まだまだ子猫のくま君を、大阪市北区にある保護猫カフェCat spaceさんで預かっていただいていました。

このソファーがお気に入りで

カフェにいる猫さん達と、毎日楽しく遊んでいました。

募集をかけてから、4ヶ月が経過した頃。素敵なご夫婦からのご応募がありました。ご主人のご職業が何と、獣医さん。くま君の今後のことも考え、2週間のトライアルからスタートすることに。

……

そして、2週間のトライアルを経て、正式譲渡の運びとなりました!保護主さん方と、ご自宅に訪問させて頂きました。

トライアルにお伺いする前に、小さい時に引いていた風邪がぶり返したり、お腹がゆるくなったりと、ちょくちょく体調を崩していました。

トライアル中も目が腫れたりと、風邪がぶり返しましたが、こまめに体調管理をして下さり、感謝です。

そして、1番の心配事。後脚がおぼつかない原因。。

原因を調べて下っていました。

精密検査の結果、超音波や血液検査の問題はないが、骨盤の変形が見られるので、後肢が不自由なのは、過去の外傷が原因の可能性が高いとのことでした。

痛みなどは、さほどないようなので、少しずつリハビリをしていくことに。そんなお話をしながら、実は、保護主さんも、上手に歩けるようになりますようにと、両後足を持ってリハビリしていたそう。

嬉しいお話を聞きながらも、くま君は、とにかく動き回る動き回る。

ダイニングテーブルの下を行ったり来たり、ローテーブルの隙間に入って、すぐ抜けてからの、テーブルの脚にケリケリ(笑)

触って欲しくない時は、はっきら触らないで!と、アピールするくま君。お伺いした時は触って欲しくない気分だった様で、カミカミ(笑)

後半にはお眠に入るくま君。赤いバンダナがお似合いですね!

私たちが帰った後は、ご主人に甘えまくり。嬉しい限りです!!

くま君から、塁くんになりました!

塁くん、末永くお幸せにー!!